(私達の)教皇誕生 意訳 by gattina
新しい教皇が誕生しました。
予期せぬトラさんとの面談の際、背筋を伸ばして緊張MAXだった日本の経済再生大臣
『ルイ14世』と記者会見で発言していましたが、レオ14世です!^^;
教皇名としてはポピュラー、私程度にも馴染みがある
…ラファエッロのスポンサー教皇が、メディチ家出身で、レオ名を持ってたはず
名前を聞いて、「猫の名前かと思った」お姉さまもいらっしゃいますが、唯一ではない(笑)
発言する猫・英国首相官邸の“主”LARRYくん…一応ネズミ捕り隊長
The appointment of Pope Leo XIV means there are now some very cocky cats called Leo around the world - please reply if you have a picture of one for everyone to appreciate:ラリーくんは、「世界中のレオの名前の猫さん、ここに貼って」とTweet
https://x.com/Number10cat/status/1920899506846990479
世界中の『レオくん』たち、続々と並んでいます(^^)
日本でもたくさん紹介されたと思うコンクラーヴェ、conclaveラテン語⇛con chiave伊語
鍵をかけた密室で行われる、枢機卿達による教皇選挙、1270年からの歴史があります。
33ヶ月教皇が決まらなかった事があり、閉じ込めて結果を早く出させるようにしたとの説も(笑)
3分の2の得票があるまで延々と続けられるのが伝統、ここ100年は2週間が最長
今回長引くと予想されていたにも関わらず、4回目で決定、
あまり注目されていなかった存在、おまけにアメリカ人、初の聖アウグスチノ修道会
驚きの結果でした。
…私見ですが、暴走するアメリカへの牽制でもあるのではないか…
フランチェスコ教皇は、アメリカの政策を批判していました。
fumata bianca白い煙
システィーナ礼拝堂で初めて行なわれたのは、ルネサンス期のアレクサンドル八世期
私がイタリアに興味を持つきっかけとなった、非常に生臭い、スペインのボルジア家出身の教皇(笑)
システィーナ礼拝堂、できたてのほやほや期、1492年でした。
投票結果を、煙の色で外部の人間に知らせるのは、1800年から
屋根にカモメが巣作りをしているらしく、メガスクリーンの煙突の画像に、度々赤ちゃん登場
その赤ちゃんに観衆が注目した直後、白い煙が吹き出し、大歓声となりました。
イタリア語では一般的に、fumata bianca白い煙=成功、fumata nera黒い煙=失敗、を指します。
新教皇は、5ヶ国語に堪能⇛アメリカ人なのに?!…と欧州勢はビックリ
…アメリカ人は、米語しか話せない、と有名(笑)
伊語での初演説、当然英語話者のアクセントはあるものの、非常になめらかでお上手だと思います。
イタリア・フランス・スペイン、クレオール(カリブ系黒人)の血も入っているとのこと
まさに現代の教皇でしょう?!
フランチェスコ教皇と親しく、同じように、(今のところ)宮殿に引っ越さず宿泊施設にとどまるよう。
morto un papa se ne fa un altro
『パパ(教皇)のように大事な存在も、代わりは出てくる』、の意味のローマ表現
フランチェスコ教皇死去の悲痛な報道から、連日新教皇の話題で賑わっています^^;
日米でビジネスに成功している、在米日本人男性のつぶやき…
「一宗教のリーダーの交代に、大騒ぎする理由がわからない」
確かに…
でも私はイタリア在、日頃の報道から、なんとなく理解できる気がします。
『たかが宗教、されど宗教』
ローマ教皇の政治的影響は、否定できないと見ています。
オバマ大統領の、アメリカとキューバの国交正常化に向けての、ラウル・カストロとの会談
その15年以上前に、ヨハネ・パウロ二世がハバナ訪問、お膳立てをしています。
宗教を否定する社会主義国への、宗教リーダーの訪問に、世界がビックリ(・o・)
常に軍服姿のフィデル・カストロが、Wのエレガントなスーツで出迎えたことが印象的でした。
カストロはスペインからの入植、農場主の出身=裕福、カトリック教育を受けています。
教皇任命が嫌で逃げ出すこの映画の元タイトルは、Habemus Papam
野心満々の枢機卿も少なくないのが事実、いかにもヴァチカン、政治ですね…
トラさん推しのアメリカの福音派が、膨大な費用で、自分たちに都合の良い枢機卿を教皇にと、
ロビー活動を行っていたとのこと by 在米映画評論家
ラリーくんは「トラたんはすでにアメリカ一の権力者ではない⇛レオ14世」と発言

それにぶら下がった「でも核兵器は持っていない」のリプに、『イナゴの大群』と短くレス。
意味は数多い信者、聖書にも出てくる逸話であり、肌身に染み付いて居るのものだと感嘆!
教皇誕生のこの日の午後、ローマにいました。
まだ決まらないだろうし、どの煙突から煙が出るのか知りたい…
…システィーナ礼拝堂の、臨時に設置する、投票用紙を燃やすストーヴの位置は確認済
恒例の無料バラ園を見たあと、サン・ピエトロに行く予定でした。
今回いつもの入り口が工事中、丘の上まで回り道なので躊躇したのですが、行ってみました。
日本のバラ園に比べると貧相ですが、古代ローマの遺跡を見渡す素晴らしい景観☆彡

このエリアは、車を使うときでない限り、めったに来ない閑静な高級住宅地…丘^^;
古代ローマの名残が見えました。

景観の素晴らしさは知っていたものの、初訪問の『オレンジ公園』

今思えば、この時間に、新教皇選出が煮詰まっていたのでしょう…
近くにある、5世紀建造、コンクラーヴェも行われた聖サビーナ聖堂

地味ですが荘厳、ドメニコ会の聖職者の訪問がありました。
このあとサン・ピエトロ予定、バスが来ないので諦めた←ヘタリだから、すぐに諦める(笑)
もし順調に行っていたならば、大群衆に巻き込まれ、帰宅に四苦八苦したはず
帰宅後に知った新教皇誕生、ヘタリで良かった、と思った瞬間でした(笑)
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