

こちらのサイトの里親募集でルカに応募してくださった方が家に見に来て下さった時に、ルカは何度抱っこされても嫌がって私の膝に乗りましたが、グレーのメス猫は自ら里親さまの膝に乗っていったので1番に決まりました。1週間後引き渡しになりました。

もう1匹のサバトラ柄のメス猫は三兄妹の中で1番早く歩けるようになりましたが、とにかく体が小さくて、兄弟猫の追いかけっこにも付いて行けず、本当はその小さな子を残したくて、ひそかに名前も付けていたのですが、その頃には3匹のどの子にもすっかり情が移ってしまい、私には選ぶことはできませんでした。
友人を通して猫が欲しいと言ってくださったその方が、ルカかサバトラちゃんかどちらの猫にするか見に来てくださって、当日キャリーも持ってこられたので、その場で引き渡すことになりました。生後1ヶ月半の時でした。

お別れの後はもう号泣。
でも、後日、家に連れて来てくださり、あんなにシャイで小さかった子が、私やプリンやルカに一丁前に威嚇して、すっかりその家の子になっていました。
プリンは我が子を覚えていたのでしょう。走ってそばに近寄っていきましたが迫力に負けて退散。
もう大丈夫。ほんとうに安心しました。あの小さい子がママ猫と離れて寂しがっていないか、家が恋しくないか、心配でたまりませんでしたが、それは私の思い違いで、寂しがっていたのは私の方で、新しい環境、新しい名前、新しいパパとママに愛されて可愛がられて大きく成長していました。サバトラちゃんは、けいとちゃんというステキな名前もつけてもらいました。
最初の頃は何度も写真や様子をメールで知らせてくださっていましたが、新幹線で3時間以上の距離に引っ越されてその後は分かりませんでしたが、先週久しぶりにお会いしました。
けいとちゃんは、3歳から腎臓が悪く、ずっと病院通いだったそうで、ルカと同じ線維肉腫の手術もして乗り越えましたが、腎臓病が悪化して2021年に9歳で亡くなったと…
聞いた時は、あぁ、あの子はもういないんだととても悲しかったですが、それよりも9年間、家族同様、愛情たっぷり注いでお世話してくださって、ただただ感謝の気持ちでいっぱいになりました。
猫好きは猫がほっておかないのですね。
今は、他の人から保健所に連れて行く‼︎と言われていた子を見捨てることはできず、新しい子と新たな生活を始めたそうです。
どこで生まれたどんな子もみんな、愛されて幸せな猫生を送って欲しいと願ってやみません。
けいとちゃんのパパとママへ。9年間、けいとちゃんを幸せにしてくれて本当にありがとうございました。

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