今回かかった動物病院は、私が二十代のころからずっとお世話になっているH動物病院です。
今住んでいる所からちょっと遠いのですが、それでも我が家のペットになにかあった時は必ずその病院に連れて行くようにしています。
昨日も書きましたが3階建ての立派な大きな病院で、
診察室が3部屋あり、獣医さんも当然沢山いるのですが、昔は1階建ての小さな病院でした。
その病院に最初にお世話になったのは、私の2代目の猫が突然痙攣して倒れて、意識不明になった時でした。
仕事を休み、4,5件の動物病院を巡ったのですがどこも「原因不明」との診察。栄養剤の注射だけを打たれる毎日でした。
最後に駆け込んだのがH病院。
その日は日曜日で院長先生不在だったのですが、女性の先生が最初に診てくれて、
猫の様子があまりにも不可解だったのか、休みだった院長先生もわざわざ駆けつけてくれました。
まだ1歳半の若猫だったのですが、意識もうろうとしているのに、耳の血管はピンクで健康そのものに見える。先天的な病気が疑われると言われました。
H病院で色々と調べた結果、生まれつきの糖尿病ということ(親からの遺伝だろうとのこと)心臓の動きが普通じゃない事などなどなど・・・
1歳の時に違う病院に連れて行ったときは「健康です」って言われたのに何故・・・?
動揺して泣きまくる私に院長先生が「飼い主さんがしっかりしないとだめですよ」と一喝してくれました。
残念ながら、その子はその数日後に星になってしまいました。
最後に院長先生が汗だくになりながら一生懸命心臓マッサージしてくれて「がんばれ、がんばれ」って言ってくれてました。
私の親も妹も、その子のなきがらにすがって皆で泣きしました。
先生ありがとう、もう十分です、本当にありがとうございましたと。それだけ言うのが精一杯でした。
もう10年以上も前のことですが、未だに思い出すと泣けてしまいます^^;
それからしばらく猫をお迎えする勇気がなくて、違う小動物を何匹かお迎えしたのですが、
その子達になにかあったら、自然にH病院に足が向いてました。
こういうのを信頼って言うんでしょうね。
星になった若猫はとても残念でしたし、最初からこの病院に連れてきていたら、長生きできたのかも・・?なんて後悔も残っています。
その子の分も、ゆっきーにゃんが元気で長生きしてくれればと、心から願ってます。

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