奴の為に、一時間早く起きて投薬したり遊んでやったりのローテーション。
姉ちゃんズがいつもの時間に起こしに来たけど、ご飯あげるだけで何もする事がない。
ニャンニャカうるさかったのに、人の顔も足も踏んで行かない。
静かなんだってば、姉ちゃんズは交代で来てくれるけど、ずーっと傍で見張ってた餅がいないんだよ。
あんたの為に買った、先っぽ取り換えられるじゃらしのオモチャが一杯あるよ。
あの大きなオモチャも、トンネルもコウメが喜ぶかなって増えていった。
姉ちゃんズは歳だから、そんなに遊ばない。
麻のスタンド式の爪とぎになったのも、コウメが好きなのを姉ちゃん達が真似して気に入ったから。
替えの爪とぎもスタンバイしてるよ。あんた好きで一杯研いでたから。
ペットカメラ二台も買ったの、なんで亡くなった夜中に作動忘れたんだろう。
最後の映像はあんたが亡くなった15日の夜中3時の、丁度12時間前の14日の15時頃。

普通にご飯食べて、私が帰ってきた音に気付いてくれてさ

お帰りかかさん!っていつも、走って迎えに来てくれるの。コウメだけじゃん。
毎日、見送りに「行くな」って私の足を踏んづけたり
コロンって転がってお腹見せて「モフっていけ」って誘惑してきたりさ。
グルがいなくなって、誰も送迎が亡くなったのに、交代要員でコウメがしてくれてたやん。

ずっと寝転がって、私が行くの見てたじゃん。
最近は、ご飯の近くの玄関への扉の隅にずっといたよね?

薬嫌にゃって逃げやすいし、でも真横はいつも私がいるパソコンデスクの隣。
そこはいい位置だから、そこにいて甘えたくなったら膝に乗って肩に乗りモフモフさせてくれた。
ずーっとゴロゴロ言ってたよね?モチはモチモチしてるなーって、いつも肩に乗ると気持ちよくってさ。
そして、亡くなったのも、この場所。
まっすぐ伸びて、目を見開いて、だけど口はあまり開いてなくって。
だから吐しゃ物も、ヨダレが少し。
それより、顔の付近に黒い軟便が少しだけ。
それが凄く嫌な腐敗の死の匂いで、これがお腹の中で毒素が回って発酵していたんだなと。
腎臓が悪いという事は、毒を処理できない。
腸が長持ちしたのも、サプリのおかげで下痢をギリギリ保っていただけ。
だけど、やはり処理能力を超えてじわじわと弱っていた所に、発作か何かだったのかな?
きっと動画が残っていたら、一生起きれなかった自分を責めてたと思う。
コウメが亡くなる前日に、たまたま偶然私の実娘がコウメに会いに来た。
最後にちゃんと挨拶できて良かったやん。偉いな。
布団の中にまで入って添い寝してくれた猫はコウメだけ。
誰にでも懐いて、近所の人にまで愛されたのもコウメだけ。
さあ、明日から頑張るよ。少しずつ傷は癒して前を向いていく。すぐは無理。
だけど絶対に「かかさん頑張れにゃる」って、あの元気娘は言ってる気がする。
走り回ってぶつかって止まるような猫。ボール投げたら咥えて持ってくる猫。
ともかく足元に絡みついて、ひたすら話しかけてくる猫。
買い物したら、当たり前に漁って悪さする猫。
長々とすいません。文字にして、少し落ち着いた。
グルの時とは違う、やはり突然はトトの時と同じで苦しみが違う。
だけど、どの子も看取ってやるのが一番の飼い主の責任。
通院も薬もとても頑張りました。

またな、コウメ。
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