鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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42日目「11年ぶりの活躍。」
2026年1月24日(土) 203 / 0

昨日、避妊手術を終えたばかりの2号は不機嫌だった。

雪が舞う寒空の中。
洗濯ネットに放り込まれて満足に身動きも取れず、よく揺れるキャリーバッグに入れられて見知らぬ人間の元に置いてけぼりにされた。
さらに目が覚めると腹に大きな傷跡があり、丸一日以上何も食べていないのにまだご飯を我慢しなければならなかったのだ。

「コレでご機嫌になれる存在がいるのなら、ぜひ見てみたい。」

そう言いたげな表情で私の膝の上でふて寝する2号は、昨日よりも機嫌が悪かった。

「仕方がないよ、絆創膏が取れちゃったんだもん。」

「前の子達は大人しかったのにね。」

明後日まで外してはいけなかったガーゼが剥がれてしまったので、人間用の物を代用して何とか傷口を塞いでいる。
ついでに押し入れの奥から引っ張り出してきたエリザベスカラーが巻かれているので、昨日よりも行動が制限されているのだ。

「帰ってきて早々に棚の上に登った時はビックリしたけど、まさかサークルにもよじ登るとは…。」

絶対安静の猫が高所からぶら下がっている光景は、とてつもなく肝が冷えた。
慌てて回収するも、要望が通らなかった事で余計に機嫌を損ねた2号がイライラした様子で部屋中を歩き回っている。

「まぁ、元気そうで安心したよ。」

とっておきのオヤツや病院で貰った試供品を平らげてはいるものの、どことなく不服そうな顔で3号のお気に入りの毛糸玉を突いている2号。
1号と3号とは違う部屋というのも不安なのかもしれないが、安全の為なので少しの間は我慢してもらおう。
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