私は、この日だけは津波の映像を見直して改めて自然の脅威と、もし自分がそこにいたらを考えるようにしています。
そして、亡くなった方々の当たり前が奪われた事実に、心から冥福を祈ります。
私の町は、過去に大きな津波に襲われました。
東日本大震災から、防災についての取り組みが増えて、町の至る場所に避難場所が作られ、町民の意識も高まっています。
もし、自分が津波にあったなら?
まず考えるのは、やはりこの子達です。

キャリーに入れて逃げる。
どこへ?
キャリーとリュックだけを背負って逃げられる?
私はどうしても車に防災グッズをのせています。
折りたたみ猫ゲージやトイレ、あと砂と缶詰と水です。
人は我慢できても猫は無理。
犬なら紐で繋いで外にいられるけど、猫はゲージがないと無理。
ペットを連れていたら、避難所に入れて貰えない確率が高い。
だから、車で生き延びる事になるのだと思っています。
地震が起こって最大12メートルの津波が来るまで30分程度で、猫を連れて車で渋滞の中を逃げるのは運です。
自転車や徒歩で逃げろというのは簡単です。
ですが、猫たちの避難生活を考えると、見捨てるか車に賭けるしかないと思います。
人は私だけなら走って逃げろといいます。
私が外出中や勤務中なら、もう運に任せるしかないのです。
けれど、同じ家にいて災害に遭遇したならば、我が子のようなこの子達を私は優先してしまいます。
あくまで私であって、これは美談でもなんでもなく、ただの性分です。
私は私だけが生き延びるなら、猫と共に死ぬしかないかもという意識です。
おばぁちゃんを避難させるために共に津波にさらわれた人と、同じです。
たかが猫でも、私にとっては家族なので仕方ありません。

戦争が起こる中、どうか人の命が軽くなりませんようにと、私は祈ります。
その命の一つ一つに、人生があったんです。
私と何が違うんでしょうね?
今回のイラク攻撃において、まず飛行機が制限されました。
イスラエルVSイラクだけではなく、中東の周辺国が米国との関係により同時攻撃をイラクより受けています。
取り残された日本人たちは、陸地をバスで移動してオマーン国の首都マスカットから、やっと飛行機に乗る事が出来ました。
オマーンという国をご存じない人も多いですが、ここは実は日本ととても関係が深い国です。
今の国王の祖父にあたる方が、1930年台に日本人女性と結婚しています。
しかも出会いはお忍びで行った神戸のダンスホールで一目ぼれという、ロマンスですが歳の差はえぐいです。ですが、本気の国王は相手に国王とは名乗らず、おせおせプッシュしたのですが、時代が時代、日本人親から「外国人と結婚させるなんて」と大反対。そら国王って知らないものね……で、相手側の条件が「日本に永住できるのか?」で、国王は退位したという、まあどこまで本当かはわからないロマンスの実話があります。
そんなオマーンは、東日本大震災の時に、ある民間会社に支援として粋な事をしてくれています。
抜粋
オマーンの王族系企業から改めて浄水器の発注があった。その数は浄水器700台と大型浄水器14台の総額26億円。落合工機の齊藤秀美社長によれば、この発注は大震災で苦しむ日本の被災地を支援したいという思いが背景にあり、しかも、完成した浄水器は被災地で使った後にオマーンに運んで欲しい、という申し出があったのだという。
たくさんの世界の人に助けて貰った事を、私は忘れたくないなと思いました。



















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