鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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112日目「ビッグウェーブを乗りこなすのは、まだまだ先」
2026年4月4日(土) 162 / 0

今日の4号は甘えん坊だ。
何度も抱っことナデナデを要求し、全く満足する気配がない。

「また僕のオモチャが無い!」

不機嫌な様子の3号が、ゴロンゴロンと転げ回る4号を睨んでいる。
取ってこい遊びの度に後から追いかけてきた4号がオモチャをサークルの下に蹴飛ばしてしまうので、3号は4号が走り始めると遊ぶのを止めるようになってしまったのだ。

「また後で探してあげるから、皆と一緒にお昼寝をしようね?」

3号を持ち上げ、毛布の上にあるデコボコの間に置く。
中には1号と2号が伸びているので、床暖房のような温かさを感じて3号も眠ってしまうだろう。

「バッパとねーねのポカポカだ!」

モゾモゾと毛布に唇を寄せ、吸い心地の良さそうな場所を検分する3号。
毛布に手を突く度にビッチョリした部分に触れてしまうのは、私のいろんな意味で当たりやすい能力が発揮しているからなのかもしれない。

「何々ー?僕も入るー!」

突然、起き上がった4号が毛布に体当たりを始めた。
毛布で暖を取る1号と2号が羨ましくなったのか、隙間に潜り込もうと力任せに頭を突っ込んでいる。

「…寒い。」

「ちょっと、新入り!私の邪魔をしないでよ!」

4号の勢いで毛布が捲り上がり、不服そうな表情の1号の顔が現れた。
まだ転がり出ていないが、2号が抗議する声も聞こえてくる。

…しかし、2匹よりも大変な目に遭っている猫がいた。

「止めてよー!揺らさないでねー!」

毛布の上から1号と2号の温もりを堪能していた3号。
もたれ掛かっていた熱源を襲う4号の猛攻をモロに受け、まだ軽い身体が信じられないほど跳ね上げられている。

「トランポリンみたい…。」

手足を踏ん張り、何とか体勢を整えようと頑張っているようだがお腹だけが浮き上がっては難しいようだ。
いつもは3号の鳴き声に反応する4号も必死なのか、動きを止める気配がない。

「…はいはい、仕方がないから譲ったるわ。」

「新入りの馬鹿!もう知らない!」

渋々な様子の1号と憤慨した様子の2号が毛布から抜け出してきた。
そして、避難した2匹が明け渡したスペースに向かって前進する4号。

「うー、にゃん!」

悲鳴と共に、3号が毛布の上から転がり落ちた。
1号と2号はヤケ食いをしているので気付いておらず、4号はやっと収まれたと言わんばかりにゴロゴロと喉を鳴らしている。

「大丈夫かい?」

「んー!」

その場で不満そうに寝転がったままの3号を拾い上げると、3号が何かを訴えるように鳴き続けている。
ヨシヨシと撫でながら4号が潜っている(と思われる)毛布の塊の部分に3号を寝かせると、思い出したようにチュパチュパを再開した。
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T・N 2026/04/05

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