鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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ネコジルシ

113日目「下書きが跡形もなく消えていたので、二度目の執筆に踏み切ったの。」
2026年4月5日(日) 163 / 0

1号と2号と4号を順番に呼び寄せ、グルーミングブラシて抜け毛を回収する。
羨ましそうにコチラを見ている3号には悪いが、ほぼ長毛の彼のお手入れには時間が掛かるので後回しだ。

「今日は沢山、“帰って来ている”気がするのよ!」

集め終わった猫毛を箱に仕舞っていると、洗い物を片付け終わった母が叫んだ。
昔から大声が特徴だった母は、聴力が下がってきた今ではかなり大きな声を発する時があるのだ。

…大音量の声にビックリした猫達が、ワシャワシャと散らばった。

「最近、何かが当たる気配が多かったんだけど、今日は背中に手を掛けて伸びをする感触があったのよ!」

母を含めた親戚一同は、自分が認識している事は全て相手も認識している前提で話を進める癖がある。
子供の時はよく“理解力がない!”と叱られる事が多かったが、話の前後から察する事を覚えてからは会話が成り立つようになってきた。

…あまりにも分からない時は適当に相槌を打ちながら話が分かる部分が来るまで無言を貫けば良いので、私が返事をするシーンは意外と少ない。

「あぁ、猫達?」

「そうそう!」

勢いよく頷く母を眺めながら、伝えたかったであろう事について考える。
多分、歴代の猫達が心配になって会いに来ていると言いたかったのだろう。

「お母さん、霊感とかなかったんじゃないの?」

「でも、最近はよく足に何かがぶつかって来る気配はあるのに誰も居ない事があるのよ!」

母は心霊番組が苦手なほど怖がりだし、私は心霊体験を認識できないタイプの人間だ。
人から“ソレ、おかしいよ!絶対、幽霊だよ!”と言われて、初めて“言われてみれば、確かに変だな…”と思うくらい鈍い(らしい)のである。

「なら、良い事じゃない?家族揃って暮らした方が、楽しいしさ?」

「そうね、どうせなら姿も見たいけど…。」

最近は夢に祖母や愛猫が登場する事が増えているので、もしかすると何か伝えたい事があるのかもしれない。
しかし、親族から修行を強いられてきた私でも、流石に何の情報もない状態で察する事は不可能なので、もう少し具体的に伝えてくれると有難い。
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ミクのパパ 2026/04/06

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