危ないと思われるものは、手が届かないところにどかしました。
しかし、それもすぐに無意味であることがわかりました。
手の届かない、では、駄目なんですね。
しっかり仕舞わないと駄目なのです。
ちゃおとの生活を楽しむ次男を尻目にわたしは、ひたすら部屋の掃除をしました。
猫を飼うと部屋が綺麗になりますね・・・。
置きっぱなしに出来ないので、使ったら仕舞う、を子ども達にも徹底させます。
いつもなら抵抗して不貞腐れたりするかもしれませんが、
「ちゃおが飲み込んだら大変でしょう!?」
と言うと、子ども達は
「うん、大変だ。」
と、守ってくれるようになりました。
本は、読んだまま仕舞いませんでしたが。。。

保護してから13日目。
あまりにも汚かったのですぐにシャンプーしたくてウズウズしていたのですが、体力を奪ってはいけないと我慢していました。
細心の注意を払いながらシャンプー。
ちゃおは、暴れることもなく、とてもおとなしくしていました。

すると、とても綺麗な子猫に大変身。
ツンツンしていた毛も、モフモフに生まれ変わりました。
目がパッチリと開くようになってきましたので嬉しくて仕方ありませんでした。
いつも次男に抱っこするのを先を越されてつまらなそうにしていた長女も綺麗に変身したちゃおを見て嬉しそうでした。
この頃に、気がついたのですが猫を中心に家族の会話がとても弾むようになりました。
長女とも、今までは、たとえば、「学校はどう?」とか、「お友達は?」
とか勉強のこととかばかりしか会話がありませんでしたが猫の会話が加わりました。
家族で共通の話題があるというのは、大変良いことだと思いました。
思わぬ猫効果でしょうね。
なんとも、可愛い寝顔を見つけると競って写真を撮るようになりました。

この寝顔は、次男が激写してくれました。
ちゃおは、生まれて僅か一ヶ月に、放り出されて酷い目にあいましたが、今では、お腹を出して安心しきって寝ています。
性格もとても良く、後で迎えた子猫にも威嚇することはまったく無くとても面倒見が良く、また、人が大好きで誰でも抱っこされてしまいます。
そういえば・・・ちゃおが威嚇する姿を見たことがありません。
「これは、きっと、育てたわたしの教育の賜物だ。」
などと、子ども達に自慢しています。
わたし達家族は、ちゃおをきっかけに猫は掛け替えの無い家族となりました。
これからも、良いご縁があれば、家族にしていきたいな、と思っています。
捨て猫成長の記録 終わり



















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