様子を見ると、探検はほどほどに、すぐに隅っこに隠れるか、スティッチのベットにもぐりこんでいました。
しかも、一番奥にベッタリとくっつき、まだ怖いというオーラが出まくっています。
おもちゃを見せても無反応でしたので、あまりそちらを見ないようにしてそのままベットに寝かせておいてやりました。
わたしは、新入り猫さんには、目を見ながら近づかないようにしています。
少しずつ身体だけ近づけるだけです。
そのほうがいいような気がするのでしているだけですが。
わたしは疲れて早めに寝ることにし、夜9時には、モカくんをプレイルームのケージに入れドアを閉めました。
まだ固まっているモカくんに声をかけてなでてから水を入れ替え、トイレを綺麗にしてやり、暖房を確認して寝ました。
寝ながら、まだ家に慣れてくれないモカくんのことを思い、「焦るな、焦るな。」と自分に言い聞かせました。
モカくんトライアルから5日目の木曜日。
朝、5時に目が覚めると、わたしの傍にはちゃおが寝ていました。
すぐにプレイルームに行き暖房をつけ、水・トイレを掃除しご飯も準備しました。
モカくんは、ケージの中の隅っこで座っておりトイレも使用してありました。
片付けてから、モカくんにもご飯を準備し、ケージの中に入れてやりました。
夜中閉めっぱなしだったケージのドアは開けっ放しにしておきました。
すぐに食べ始めたので、プレイルームの真ん中に座り、ちゃおやレオを抱っこしたりしていました。
ちゃおは、ご飯を用意してもすぐには食べ始めないので、おもちゃで遊ぶことにしました。
やんちゃなレオと暇で仕方なかったちゃおは、待ってましたとばかりに物凄い勢いでおもちゃに飛び掛り大喜び。
すると、食事を終わったモカくんがおもちゃを目で追い始めました。
昨日までは、無反応だっただけに、わたしは嬉しくなりました。
レオが、おもちゃに飛び掛って手で押さえ、はむはむしていたその時です。
「ニャァー」(おはようか!?)
と、鳴いたかと思うとモカくんが立ち上がり自分でケージを出ました。
歩いて出たのです。
今までは、怖くてダッシュで出ていただけにわたしは驚きました。
そして、ケージのドアの外で大きく伸びをした後、水を飲みに行きました!
「なんと!!!???」
平静を装うのに大変でした。

そのあと、またビックリ。
設置してある共同!?トイレに向かって匂いを嗅ぎ、穴を掘り始め

用を足してるではありませんか!!!
しかも、ちゃんと砂かけまでして。
とても、優雅に歩く姿にもビックリです。
はじめてみました!
昨日まで、匍匐(ほふく)前進だったじゃないの!?
そのあと、おもむろに周りを探検し、わたしが動かしているおもちゃに手をチャイチャイし、
カゴの中を覗いて入り、おもちゃを見つけて足で蹴って遊び始めました。

その姿を見たレオはたまらず飛び掛っていましたが、モカくんは応戦しじゃれあう二匹・・・。
あぁあぁぁ、もう大丈夫だ・・・。
安堵しました。
こんなに嬉しいことはない。
そして、早くもトライアル5日目で、我が家に迎えられると確信しました。
昨日から、プレイルームにケージを移動し、夜はそのまま寝かせたので我が家の猫の存在には慣れたようです。
むしろ、ちゃおもレオもまったく威嚇しないのでそれも驚きでしたが。
これは、猫同士の合わせ方に成功したのでしょうか!?
感激しつつ、娘を起こしそれを伝えると、早速プレイルームに見に行きました。
モカくんは、娘が来ても隠れずにおもちゃで遊び続けていました。
次男も起きてきて、
「フランクくん(モカくんのこと)、遊ぼうっ。」
と、言い
「フランクくんは遊びたいんだよねー。」
わたしは、今朝の快挙を次男に伝えました。
「へぇー。うん、うん。」
そう言って目を細め嬉しそうです。
でもまだもちろん、気を配ってあげないといけません。
明日になれば、もっと。
日を重ねれば、きっと慣れてくれるに違いないという思いに自信が出てきました。
そういえば、名前が・・・。(昨日の日記参照・・・。)
昨日の夜、協議したところ長男と娘は「モカ」、次男は「フランク」で両者とも譲りませんでした。
次男は、
「俺は、勝手にフランクくんって呼ぶからいいもんね。」
と言い放ちます。
いや、そういうわけにはいかないでしょうに・・・。
でも、次男はフランクくん!と呼び続け、もう直りそうにありません。
これは、こちらが折れるしかないのか・・・。
また長男と相談するしかないなぁ。



















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