二人は玄関先でおしゃべりに花が咲く。
長い・・・・・・・・長い。
しかも、玄関またいで、しゃべるしゃべる×10
そんな中、管理人は予感がしていた。
『なると・・・。』
以前、この客が来たとき、なるとは何故か平気だった。逃げなかった。
そんなこと、気にもかけない家族B。
しょっちゅう、怒られているが、懲りない不届き者。
家族Bだったか、家族Aだったか、
「あ、なると!どこに行く?」
『はい、予感的中。
100%の確率で逃走だね。』
それでも!!!!!!!!!!!しゃべる家族B。
管理人の猫の額ほどの広さの寛容な心は・・・・・「ぶちっ!」
『おのれ!家族Bめ!(怒)』
管理人は着替えていなかったため、その玄関を通り抜けて
なるとを捕まえることができなかった。
延々と続く家族Bの無駄話。溜まる管理人の怒り。
そこへ、家族A登場。
「あ、なると。こいこい・・。」
はい!そこでポイントが上がりましたよ。
「あ、管理人の車の下に潜った。」
去って行く家族A。
『去って行くのかよ・・・。』
続く、家族Bの終わりのないおしゃべり。(呆)
再び登場!家族A
「なると!こい、なると。」
うむ。立派だ家族A。でも、捕まらなかった。
きっと なるとは
「折角出たのに、呼ばれていったら家の中だよね。」
と考えているに違いない。
なるとは車の下に潜ったり、3m範囲をウロウロ。
やっと終わった家族Bのおしゃべり。
『客よ、早く帰りなさい。』
家族Bはなるとを呼ぶ。
なると、しらんぷり。
なんと!家族B、捕まらないのを理由に、自分のしたいことを始める!
そりゃあ~管理人の怒りMAX!
『くっそ~~、相変わらず、マイペース!うぬぬぬ・・。』
客が帰ったので、玄関まで出た管理人はなるとを呼んでみるが
当の本猫は「ふんふんふん♪」状態で、玄関先を物色していた。
『また、カエルか?』
管理人は玄関先にあった亀の餌を振ってみたが、反応なし。
黒タンが管理人に甘えてきたから、
『よし、本物の餌だ。』
奥の台所で、カリカリをお皿に入れた。
がっつく黒タン、慌てて家の中に入ってくるなると・・・・。
『ふっ、所詮食いしんぼ。チョロいな。』
その間、管理人は玄関をちゃっかり閉める。
まあ、誰かしらない人が来たら、一直線で玄関に入るだろうけど、
『全く、家族Bめ。
あとで、ギャフンと言わしたる!!!!!』

ふたりの会話「外に出たいねえ。」「そうだね、良い天気だもんね。」

玄関先のセージの一種。

今日の柏葉アジサイ



















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