「ヘラー祭壇画」のための祈る手の習作
の模写をしました(@_@)φ

デゥーラーは15世紀の画家だそうです。
私が模写を行ったこの絵は、祭壇画を依頼されたデゥーラーが習作として、デゥーラーの父が祭壇の神に祈るその手を描いたものだそうです。
模写をしていて感じたのですが、線の一つひとつが微妙な形まで克明に捉えられていて、あまりの正確さに驚きました。
15世紀に写真も無い、限られた画材で、手本も無くあのような絵を描いたデゥーラーは、まさしく天才だと思いました。
実際の絵は光が当たっている部分を白チョークで描いているそうです。
そこで白チョークの替わりに、面相筆と水彩絵の具の白で代用しました。
紙はケント紙で、スーパーで売っている安価なリプトン紅茶で色を着けて、昔の絵の古~い感じを出しました。
本当はもうちょっと色が濃いほうが良かったかな?と思いましたが。。。
所々、色にムラがあるのは、あえて紙の感じを出すために自然に任せてあるためです。
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