よそんちの子のうん●のハナシなんか、聞きたくないよってひとは
誠に申し訳ありませんが、ご容赦ください。

…
血便を見たのは生まれてはじめてだったので、血の気が引く。
悪い病気かも知れない…!どうしよう!!!
間の悪いことにその日はお盆のど真ん中。
近所の動物病院はみんな休診で、いつもの病院に連れて行くにはお盆渋滞しているところを通らないとたどり着けない。普段だったら1時間の距離だが渋滞に巻き込まれたら一体何時間かかるのか…
この炎天下、あきらかに弱っているあずきをつれまわすなんて私にはできなかった。
ネットでなるべく近場で評判が良くてお盆も診察してくれているところを探す。
運よく車で20分くらいのところにある病院が診察していた。
良かった。助かった神様…。いやお盆だから仏様か。
病院は清潔で設備が新しく駐車場もあったのでとても助かった。
診察時間前から並んでる方もいて、結構繁盛していた。
人が待っている病院はいい病院に違いない。
少し待って順番が来た。
あわてていたせいで肝心のうん●を持ってき忘れるという大失態を犯してしまった私。最悪。
あずきはしゃべれないのだから私がちゃんと伝えなきゃ。代弁できるのは私だけなんだから。
若い女医さんだったけど、私のつたない説明を懸命に聞いてくれた。
「昨日どんなものを食べさせましたか?」
ここ一週間かけてドライフードの切り替えをしていたことを話す。
「そうだ、昨日は塩抜きしらすを湯通ししてフードにかけました。」
「うん●はどんな状態でしたか?」
「フードの切り替えを始めてから、すっぱい感じの…そういえば色が白っぽくなっていました。形もやわらかいというよりソフトクリーム状で。回数も朝、夕になってました」
「考えられるのは回虫と、大きな意味でアレルギーですかね。ちょっと検査をしましょう。尿検査と便検査をします。」
と、あずきを検査室に連れて行った。
待合室で待つことになった。




















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