以前家にいた子で名前は「ゑ~いちくん」といいます。
11月の雨の朝、先住猫が変な声で鳴くので母が外を見たら生後2ヶ月ぐらいのこの子が入口をあっち行ったりこっち来たりウロウロしていたそうです。
迷子ちゃんなのか、飼いきれなくなった人が私達に託して置き去りにしてしまったのか。
家にはすでに3匹もいるし。
「ごめんね。飼ってあげられないよ。」
小さいくせにありったけの声を張上げて鳴く仔猫をそのままにしておくと、やがて通りがかりの男の人について行ってしまいました。
仔猫の鳴き声が耳に残り、その夜はなかなか眠れません。雪になりそうな雨が降り続いてました。
仕事に行ってもずっと気になり、どうしようもなくて母に電話してみると、ずぶ濡れになって戻っているとのこと。
すでに勝手知った家のように元気に家の中を走り回り、遊び疲れると夫の胡坐に跳び乗り、まだキトンブルーの残る目で何度も私達を見上げ、小さな手をグーパーグーパー。
息をするたびフワフワ動くお腹を見ながら、
「安心して眠ってるね。」
やっぱり家の子になりました。
この子と一緒にいたのはたった8ヶ月ぐらいです。
突然いなくなり二度と戻りませんでした。「ゑ~いちくん」の思い出は仔猫のままです。


今回は白毛にやわらかなカシミヤを使ってみました。
ゑ~いちくんを乗せた私の膝がほんのり温かいのはカシミヤの保温性のせいだけ?

唯一、面識のある猫、どんつぁんに見せました。
① 眠りを邪魔され迷惑そうな顔。
② 執拗に臭いを嗅いでいる。
③ おもむろに立ち上がり、
④ !!!!!フレーメン ◎o◎ ?????
なんで?フレーメンは他の猫の尿とかお父さんの靴下の臭いに反応してするといいますけど。
おそるおそる臭いを嗅いでみた。
わかった! ベースの羊毛がなくなり、代わりにちょこっと使った100均の手芸綿、漂白剤みたいな臭いがする!



















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