用務員さんは「波止場クラブ」という集まりで釣りに出かけた。
用務員「今日は、なるちょこ（なると）のために鯛を釣ってくんど～～～！」
とか何とか、言い放って。
なるしゃんのリクエストに応えて外に出たら、牡丹の蕾が大きくなっていた。
管理人「牡丹の蕾、なるしゃんの誕生日に上手く咲くなんてことないか・・・。」
とか、考えながら、なるしゃんとお散歩。
管理人「なるしゃん、お誕生日の報告を隊長にしなきゃあ。」
報告はちゃんとできたかな？
三匹で何見てんの？
今日の日のためにとっておいた首輪を付けて、グイグイ引っ張るなるしゃん。
管理人「あ～も～ぅ！あんまり引っ張らないで！」
今日の天気は徐々に荒れ模様。
牡丹の蕾が強風で煽られる。
時間が経つにつれて、牡丹の花に変化が。
管理人「できれば、今日、咲いてくれない？」
牡丹の花が咲くことを期待する管理人。
そして、
その願いが通じた！
牡丹の花は雄しべをみせて、風にゆらゆら。
管理人「凄い。ミラクルだよ。」
しかし、天気は無情。
更に風が強まり、外にいることを躊躇うくらいに。
雷雲が接近し、光はしないものの、凄い音を立てている。
やがて、雨まで降り始めた。
天気予報通り。
せっかく開いた蕾は雨に打たれる。
自衛のためか、蕾はやや閉じたように見える。
雨が上がって、牡丹の様子を見に行ったら、やっぱり少し閉じていた。
きっと明日は豪華に開くだろう。
夕方、用務員さんはいそいそと帰ってきた。
用務員「鯛、釣ったど～～～♪四尾も釣った。でも、持ち帰るのは一尾だけ。」
そう、釣りに行ったのは、釣り堀。
良かったね。釣れて。
ということで、今夜の祝宴は鯛の蒸し料理。
う～ん、色気もなんもないなあ。
ということで(２回目）、記念に今日の新聞を敷いてみた。
記念だね、記念。
大原松露饅頭美味しいよ。
そうそう、なるしゃんが鯛を食べたかどうかって････食べないよ(^^;)
基本、食卓の料理は食べない。
用務員さんがプレゼントでくれた贅沢三昧というカリカリを食べてご機嫌。
あとで、クリスピーチュ～もあげるからね。
ぺったん したユーザ
ぺったん
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