報告書④-3（2015/7/1の様子）

2015年7月5日(日) 2015-07-05T01:40:32+09:00 427 / 0

（※初めて読まれる方は、報告書①からお読みください。）

2015/7/1（水）続き

15時頃先生から電話がかかってきました。

先生「えーとですね・・無かったんですよ、異物が。胃には何も無かったんです。」
母ちゃん「え？！何？どういうこと？」

先生「動物の場合、人間と違ってレントゲンでうまく写らないことがよくあるのです。ただ内視鏡によるとどうも胃の内壁が赤くポツポツして荒れていました。あと便秘気味ということなので内視鏡を使ってガスを送り込んで、もこだまが動くように働きかけてみました。とりあえずはこちらに来て頂いて、詳しく説明しましょう。」

異物がなくて安心したものの、なんだかスッキリしないような感じでお迎えに行きました。

先生「レントゲンでは何か入っていると思ったんですがね。。でも胃炎なのは判明しましたから、胃の内壁を保護する薬と、胃の働きをよくして整腸を促す薬を出します。あと水薬は止めましょう。水薬だと薬剤成分が均等にならないので、飲めるなら錠剤の方がいいんですよ。あとガスを内視鏡から送り込んだから、暫くしたら腸が刺激されてもこだまは出ると思いますよ。一応今日も食べれないといけないから、点滴だけ打っていきましょうかね。たぶん駆虫薬か何かが胃を荒らして、本来の腸の働きを失わせた可能性がありますね。これは単なる便秘じゃないですよ。回虫の薬無駄になっちゃいましたね。あと、尿を抜く作業は麻酔が効いているときにやろうと思ったんですが、その前に我慢できなくてキャリーケースの中でしちゃいましたので、やらないですみましたよ。」

これぞ母ちゃんが求めていた的確な処置！翌日がお休みだからって放置なんてありえないよ、ほんとに。具合が悪い時なんて待った無しなんだからさ。

夜20時ごろ、病院から電話がかかってきました。
先生「モコちゃんどうですか？」
母ちゃん「まだもこだまは出る様子はないですね。食べ方もムラがかなりありますが、おやつ用のスープは食べてくれました。」
先生「薬が効くはずだから、今度こそは大丈夫ですよ。様子見てくださいね。」
まさか病院からアフターフォローの電話が来るとは想像もしておらず、さらにビックリ。病院でもこんなに対応が違うのか・・と。

この日は麻酔から完全に抜け切れていないこともあり、歩けるようになったもののなんかボーッとしていました。

とりあえずちょっと苦悶の表情からは解放されたもよう。

報告書⑤へ続く（ここまで来たら最後までお付き合い頂ければと思います。）