昨日、約1年ぶりにケースの蓋を開けてみました。
去年秋口からバタバタ猫達が体調不良になったのもあって、パンドラの箱状態で放置。手入れを怠っていたので、もうどうなってるか不安で不安で…。
でも、弦も錆びてないし、弓の毛も綺麗。
ちょっと弾いてみると、音質は平気。
…でも、私の技術のほうが平気じゃナイ(￣Д￣；；
「うるさいだわさ。また変なもの出して来ただわさ」
明らかに猫にも不評…（爆）
旦那さんからは、弾かないなら売っちゃえば。との提案が。
新しく家族をお迎えする事になった時のために、医療費や保険代などの準備資金としてプールしたいらしい。
う～ん。確かに弾かない楽器は単なる飾り物。
音大生が使うようなランクのものではないけど、なけなしのお給料をはたいて買ったものだし、100年以上前の古い一点もので、同じ楽器はない。弓も同じ。
思い出のある大事な子。譲るにしても、誰にでもなんてわけにはいかない。不特定多数に売りさばく楽器商なんてもっての他。
出来れば、この楽器に合った人。
室内楽向きでサイズも小さめの楽器だから、女性で柔らかい音色が好きな人がいい。
使ったら都度きちんとお手入れして、年に一回はメンテナンス。どこか壊れたら、
ちゃんと補修して、お金をかける事をいとわない人。
何よりも、この楽器を末永く愛してくれる人。
そして次の愛してくれる人に繋げてくれる人。
我ながら贅沢な条件（汗）
そんな人いるか！！ヾ(｡｀Д´｡)ﾉ彡
と、自分で突っ込んでみたり。
でも、何回考えても、妥協できない。
結果、居残り決定…。
次の休日は楽器店でメンテじゃ～(￣∇￣;) ﾊｯﾊｯﾊｯ
……あれ～？
何だか、里親さんに猫を譲る方達の気持ち。
ほんのちょっとだけ。
生き物と物は違うかもだから、ちょっとだけ。
わかった気がします(o^-^o)
ぺったん したユーザ
ぺったん
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