実は先日、2度目の退院を果たしてのち、
2日後に再び様態が急変していました。
最後に一縷の望みをかけて、
再度の入院となりましたが、
今回は様態の改善は見られず。
嫁が一昨日見舞いに行った際、
痙攣を頻発するシカリの様子と、
担当医の助言もあり、
そのまま家で看取ろうと、車に乗せ、
その帰路で夭逝しました。

↑頼りない眉の形がかわいい
4月ころに生まれた春の男の子。
いっときは愛護センターに棄てられましたが、
奇跡的にそこから引き出され、
合縁奇縁で私たちの元に現れた子です。
猫よりも人間が大好きな、我が家最大の甘えん坊。
指定席は膝の上(笑)
私たちが帰宅するや、鳴きながら寄って来、
眠るときも顔のすぐそば。
顔をペロペロなめて、ときに鼻や口を甘噛みするので、
あまりの痛さに耐えられず、
ケージに閉じ込めたこともありました。

↑瞳の大きさが左右違うことに、この時点では気づいてなかった
それは重篤な病が発覚してからも変わらず、
亡くなる数日前も、
嫁の鼻をカプリと噛んでいました(笑)
首を傾斜させ、
半身の麻痺でたどたどしく歩きながらも、
元気な挨拶をして、甘えた顔で
嫁の後をついて歩くシカリの姿は、
何とも微笑ましくて、
わずか3ヵ月という短い間でも、
やっぱり私たちの家族であり一員でした。
嫁が連れ帰り、
それからほどなく亡くなったことから、
シカリは彼女の到着を待っていたのかもしれません。
満月(アイヌ語でシカリ・チュプ)という名前だから、
月に還ってしまったのかもね。
まるでかぐや姫みたいに。

↑我が家初のスリムな美男子でした
私は前回の見舞いの折、
レプンに内緒でちゅーるを持ち出すことに失敗して、
君は結局ちゅーるを食べれず仕舞。
今度は、元気な身体で生まれておいで。
地球上には、面白いものやおいしいものが、
たくさんたくさんあるんだから。
最近のコメント