ゆき&りん

栃木県 53歳 女性 ブロック ミュート

平成26年5月26日、14年間一緒に暮らしてきた愛猫りんたろうが他界しました。 今はただただ辛い日々を送っています。 そして・・・ あれから約3ヶ月経ちました。 これを書いている今は8月で...

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何もできなくてごめんなさい。
2015年11月11日(水) 542 / 18

猫の遺体の話も書きます。

見たくない人は閉じてください。





さっき、職場の幼稚園を出てすぐの所で、黒猫が轢かれて死んでいました。

天と蘭の母猫と思われる子だと思います・・・。

昨日の夜、そこから数十メートルしか離れていない場所で茶トラの猫が轢かれて死んでいました。

私は、その茶トラの子の遺体を見てしばらく車で走りながら、「戻って道の横に運んであげようか・・・。」とずっと考えていましたが、怖くて戻れませんでした。

昨日の夜は雨が降っていました。

雨に濡れてしまっている、道路で横たわっている猫の最期を思うと「やっぱりせめてどかしてあげれば良かった。」ととても後悔しました。

道路でグチャグチャになってしまったら・・・と思うと辛くて。

ただ、私はとても怖かったんです。

遺体を間近で見ることが・・・。

今日、出勤する時、茶トラの子の遺体はなくなっていました。

誰かがどうにかしてくれたんだな・・・と少しホッとしました。

これまでも道に猫が轢かれていると、なるべく目を細めて見ないようにしてきました。

私の弟は、道で轢かれている猫を見ると、また轢かれないようにとどかしてあげるような人です。

でも、私は猫好きと言いながらそれは怖くてできずにいました。

だけど、今日、昨日と同じような状況で轢かれている猫を見た時、「どうしよう・・・。」と一度は通り過ぎましたが、絶対に天・蘭のママだ・・・と思ったのと、昨日と同じ後悔をするのは嫌で、もう一度、黒猫が横たわる所へ戻りました。

車を幼稚園の門の前に停めて、道の真ん中に倒れている黒猫の所へ駆け寄ろうとしたら、後方から車が来ました。

「踏まないで!」って祈るように車をみつめると、なんとか避けて行きました。

黒猫は、口から血と内臓のような物を吐いていて、血だまりの中で横たわっていました・・・。

とりあえず、両手で抱きあげて幼稚園の前の砂利の所まで運びました。

そっと置きましたが、首ががくっとして苦しそうな体勢になってしまったのでもう一度持ち上げて、首を戻してあげました。

どうにもできず、ただ「ごめんね。怖かったね。痛かったね。」って黒猫に声をかけて手を合わせることしかできませんでした。。。

そうしていると、突然2匹の生後3ヶ月くらいの子猫が反対側の運動公園の方から、こっちに向かって走って来ようとしました。

対向車線の車が来て、思わず「ダメ!止まってー!!」と叫んでいました。

危機一髪子猫は轢かれずにすみました。

車を運転していた女性が心配して「猫、轢いちゃったんですか?」って聞いてきたので「違います、轢かれてて・・・どかしてあげないとグチャグチャになっちゃうから・・・。」と簡単に説明した後に、子猫を探しました。

でも、人慣れしていない子猫2匹は運動公園の中に逃げて行ってしまいました。

車の女性が路肩に車を止めて気にしてくれていたので、「すみませんでした。大丈夫です。ありがとうございました。」と声を掛け、行ってもらいました。

しばらく子猫を探しましたが、もう姿が見えなくなってしまいました・・・。

轢かれてしまったママの所に来ようとしてたんだね・・・。

ママ猫、また赤ちゃんを産んでしまったんだね・・・。

ちゃんと避妊してあげられなかったから・・・。


ちょっと冷静さを欠いてしまい、パニックになっていた私は、職場に戻り、職員室に入って声が震えましたが状況を説明しました。

みんな、私の血がついた手を見て引いていました・・・。

副園長に「どうしたらいいですか・・・?」と聞いたら、「どうすればいいんだろう?」って逆に聞かれたので、「何かに包んで埋めるか、保健所か市役所に電話をするか・・・。」と答えると、「うん、わかった。じゃあ明日(保健所に)連絡入れるから大丈夫だよ。」と言われ、私は帰ってきました。

この話を聞いていたはずの子が、そのすぐ後に大笑いでおしゃべりをしているのを見て、猫に興味がない普通の人との温度差を感じました。

帰りの車の中で、さっきまで血がついていた指がなぜだかジンジン痺れました。

家に帰って来た今も痺れています。

家に帰ってすぐに洗面所の電気をつけようとしたら、一瞬光った後に、電球が切れて真っ暗になりました。

わからないけど、直感的に何か訴えかけられているような気がしました。

そしたら、ずっと泣かずにいられたのに、急に涙が止まらなくなってしまいました。

そして、すぐに天・蘭に「ママ、死んじゃったよ。ごめんね。」って話しかけると、2匹揃ってタオルケットをフミフミしながらゴロゴロ言い出して、ママと離ればなれになってしまったことも申し訳なくなってしまいました。

天と蘭は、職場の壁の中で鳴いていて、すごい鳴き声だったので男性職員が壁をのこぎりで切って救出しました。

その職員に後から状況を詳しく聞くと、壁の中は上にも左右にも後ろにもどこにも行けない隙間で、どうやって入ったのかもわからなかったということです。

たぶん、天井裏か何かから落っこちたのかも・・・って。

当時、保護日記を書いていましたが、母猫から子猫を引き離したことを批判されたりもしました。

だけど、あの時、天・蘭は壁の中に戻すことはできず、市役所に電話を入れて引き取りに来てもらうという状況だったので、「このままだと殺されちゃう!」と焦った私は連れ帰ってきました。

天・蘭はママといたかったかな・・・。

でも天・蘭を助けるには連れ帰るしか選択肢がありませんでした・・・。

その後、ママ猫らしき子をみつけたのに、ママ猫を保護はできませんでした。

そのせいでママ猫、死んじゃった・・・。


家に帰ってから、母に電話をして、子猫を保護できなかったこと、保護してあげたいことも話しましたが、それは無理だよ・・・と反対されてしまいました。

すべての子を助けてあげるわけにはいかないんだよ・・・と。

天・蘭を助けたんだから、天・蘭を大切にしていけばいいんだ・・・と。

私もわかってはいるんです。

職場の近くで例えば捕獲器を使って猫を保護することはできません・・・。

社会的立場ばかりを考えているけど、やっぱり難しいです・・・。

轢かれた黒猫を道の端に避けてきただけでも、職場の人たちは驚いて言葉が出ない状態でしたから・・・。

ただ、また母猫のように子猫が轢かれてしまったりしたら・・・とか、母猫とはぐれた子猫たちがちゃんと生きていけるのだろうか・・・とか、考えると落ち込んできてしまいます。

あの子猫たちが人慣れしていて、今日捕まえることができたらそのままの勢いで連れ帰ってくるつもりでしたが・・・。

やっぱりそんな簡単なことではありません。

保護するということは・・・。

ネコジルシだと、保護活動をされている方がたくさんいらっしゃるので、今の私の状況だったらきっと保護するんだろうな・・・と思いますが、私にはそれができそうにありません・・・。

結局、私は何もできなくて・・・。

今日の黒猫も、ちゃんと保護してあげていたらこんなことにはならなかったのに。

理想と現実の板挟みです。

ちょっと動揺していて、何がなんだか頭の中が混乱しています。

ただ、あまりにも今日のことがショックでとりあえず日記に書いて、落ち着こうと思いました。

まだ左の指が痺れています・・・。

天・蘭のママ猫ちゃん、ごめんね・・・こんな最期になってしまってごめんなさい。

倫太郎に、「天ちゃんと蘭ちゃんのママが行ったから、みつけてあげてね。一緒にそっちで待っててね。」ってお願いしました。

黄緑色のお目目をした天とよく似た真っ黒なママ猫ちゃん、天・蘭を大切に育てるから許してね。

どうか、痛みのない世界で安らかに過ごしてください。

助けてあげられなくてごめんなさい。

先輩が前に言ってました。「茶トラの猫と黒猫が仲良く日向ぼっこしてるのを見たよ。」って。

昨日の茶トラちゃんだったのかな?

仲良しだったから一緒にそっちに行ってしまったのかな。

今度は、虹の橋でのんびり過ごしてね。。。


とりあえず、気持ちを落ち着けて、今度はまた普通の日記を書きます。

お友達のみなさん、今日は日記にコメントできなくてごめんなさい。

おやすみなさい。。。
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