これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。

さて、いよいよ決断を迫られるゲンさん。
しかし、今のまま部屋に入れる事のは多少の抵抗があった為、日曜日にシャンプーをする事にしたんだ。綺麗にしてあげてからならお部屋に入れても汚れないだろうとの配慮さ。
でもね、夏にチップが体中ベタベタをつけてきたときは無理やりシャンプーしようとして暴れたことを思い出してねチョット心配だったんだ。
そこでゲンさん、シャンプーのやり方も事前に調べて勉強してたんだ。
そして、ホームーセンターで猫用シャンプーを買って来て、バスタオルとドライヤーも用意して準備万端。下のお姉ちゃんと二人が掛かりで始めたよ。
まずはチップ君から。
そしたらね、意外や意外。大人しいんだよ。暴れたりすることなくシャンプーさせられてるんだ。
さすがにお尻を洗うときはチョット逃げたけどね。時々情けない声で鳴いたりしながら。
最後にお顔を拭いてもらって、ハイ終わり。簡単じゃん。
綺麗サッパリ。さらさらのチップ君に生まれ変わったよ。もちろん初めてだよね。ちゃんとシャンプーしてもらうのなんて。
さあ、次は僕の番だ。何事をされるのか分からない僕はちょっとお風呂の入り口で足踏ん張って躊躇したよ。
でも仕方なくお風呂場に入ってからは大人しくしていたよ。
そしらた、僕たちを洗いながらゲンさんふと思ったんだ。同じ猫なのに全然毛質が違うなーって。チップ君は割りと剛毛なのか濡れたときの姿はそんなに変わらなかったけど、僕は濡れたらペッショリになって見るも無残な姿になったんだよね。
そして乾かすときもチップ君は早いんだけど、僕はなかなか乾かなくてね。こんなに違うものかってね改まって思っていたよ。
どうにかシャンプーも終わり、さあ、いよいよ待望の入室さ。
それはまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況

これはもう少し大きくなってからの写真だけど、シャンプーの時はこんなに惨めな姿だよ。
byホワイト



















0
最近のコメント