これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。

まだまだ、続くよ診察中の話は。
先生がチップ君を診察しながら、歯の状態から見て5歳くらいかなって言ったんだ。
とっくにおじいさんとばかり思っていたゲンさん。意外と若いチップ君にビックリしてたよ。
そしてお尻に体温計を入れられて。でもね診察中も本当に大人しいんだ。
そしたら先生がね、この子は本当に大人しいですね。本当に野良猫だったとは思えないですって先生も感心してたよ。
先生の話では、診察台にすら乗らない子もいるとかで、網に入れて診察したり、暴れまわってどうしようもない時は麻酔をするときもありますよって言われてね、本当にチップ君が大人しい良い子なんだと改めてゲンさん思ったらしいよ。
他所の猫の事なんか知るはずもないし、僕たちの行動が猫すべてに共通していると思っていたんだね。
だからね、人間と一緒で猫にも個性があるんだなって。
それが僕たち二匹がとっても大人しい性格だったって事さ。
これも猫嫌いのゲンさんがお世話をしやすいように神様が仕向けてくれたのかもしれないね。
こんな猫の事何にも知らなかったゲンさんについてはまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況

これがチップ君の渦巻きシッポ。見事でしょう。
byホワイト



















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