経緯説明②

2016年6月8日(水) 221 / 0

①からの続きになります。

さて、軒下の子猫の鳴き声は、人間の気配を察知すると止み、人間が去ったとわかると鳴きだす、ということを繰り返していました。
どうやれば、出てきてくれるかな？
どこに助けを求めればいいのかな？
そうだ、ネットで検索しよう！

と言うことで、見つけたのが、アイコンタクト法。
猫と仲良くなるには、ガン見しちゃダメで、目があったらゆっくりとまばたきしてあげるのが親愛のしるしらしい、というもの。
野良猫ちゃんと仲良くなる方法らしいですね。
そして、猫を保護したいときにこの方法を試すと良い、とありました。

結局、色々と検索したり、一晩中子猫の鳴き声が気になってしまった私は、少々寝不足に。
陽も昇り、様子を見に行くと、夜のうちに置いたお水が汚れていました。
子猫かな？それとも風でゴミが入っただけ？
子猫だといいなぁ、と思いつつ、再度、綺麗なお水を準備。

綺麗なお水を置き、気配を消して、遠くから暫く様子を見ていると、お水が気になったのか、そっと軒下から顔を出す子猫。
おめめパッチリ、キジトラの、かわいい子でした。
でも、私を見ると、一瞬で奥へと姿を消しまいました(T_T)
とにかく軒下から出てきてもらわないと、我が家としても困ります。
あと、猫は腎臓が弱い生き物なので、絶食も、人間の食べ物もダメなんですよね。
急いで近所のホームセンターへ。
開店と同時に入店し、子猫用のエサを購入。
まずは少量のカリカリをお湯でふやかし、粗熱を取ってから、子猫のいるところへ持っていきました。
匂いが気になったんでしょうね。
私が完全に去る前に、出てきてくれる子猫。
よっしゃ！ここでアイコンタクトだ！！
なるべく体を低くして、そっと目を閉じ、少ししてからそっと目を開けると……
子猫が、不思議そうな顔で、こちらを見ているじゃありませんか！
でも、次の瞬間には、またしても奥へと姿を消してしまいました(^_^;)
なんとなく手ごたえを感じられたので、アイコンタクトはここまで。
今はごはんを食べてもらうことが先だと思ったので、私は家に入りました。

家の中から、そっと子猫の気配をうかがうと、カチャカチャとエサ皿が動く音が聞こえるじゃありませんか。
少し安堵するも、次なる問題は、軒下から出てきた子猫をどうするか、というもの。
家族と相談し、名前は付けず「ネコ(仮名)」とだけ呼ぼう、そして、引き取ってくれる場所を探そう、という結論に至りました。

（まだつづく）

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