
野生のスズメ、自然に返したいと訓練をしました。
窓の外にあるフラワーボックスの縁にパンを並べ、天然スズメをおびき寄せ、ヂュッピーちゃん(いつの間にか名前あり)に見せてみようと思いました。
・・・ほら、こうやって食べるんだよ、こうやって飛ぶんだよ。
数分後、二羽の天然スズメがやって来ました。
ヂュッピーちゃんは首を伸ばして様子を見ていましたが、天然者はパンを持って運んで行きました。あまり大きいとその場で食べないようです。
次の日、パンを小さくして並べました。天然者は網戸越しのヂュッピーには目もくれず、一心不乱に食べ尽くし、あっという間に飛び去りました。
また次の日、パンを並べ、様子を観ていると、仲間を呼び寄せたのか、ほかのスズメもエサ場として見つけたのか、一気に10匹近く集まって来ました。
けたたましく鳴いてはパンの取り合いのケンカ。
ヂュッピーちゃん、泣き叫びながら、両手を広げ走ってきました。

巣立ち失敗、もうちょっと、ここにいようか。
ダンナが大好きで、ほとんど胡坐の上で、ズボンの紐を引っ張ったり、ほつれかけた縫い目をつついて遊んでいます。
最近まで、あごが外れそうなほど口を大きくあけて、手をパタパタさせて食べ物をねだっていたのに、最近はさくらんぼを突いて食べるようになりました。

食べて、遊んで、疲れたらこんな風にして眠ります。
もちろんダンナの胡坐の中です。

首を後ろに曲げて、羽の中に頭をうずめます。
まめおさんのププさんが塩まめ大福だったら、ヂュッピーは仙台のお菓子、すずめ餅。
カステラのカケラがついています。
とてもおいしいのですが、季節限定で今は作ってないようです。
仙台はスズメにちなんだものが多いです。
「雀踊り」などというのもあります。
東北六魂祭で初めて観ました。
仙台の殿様、伊達政宗の家紋が竹に雀だったからでしょうか。

「おら、イケてるべー」
「伊達男とスズメは竹やぶか畑の方が似合うべ~」



















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