少しお話をさせてください。

2016年7月11日(月) 577 / 1

留生くんが、私のもとにくる前、暗がりの夜の道をくるまで走ってると、足を引きずりながらも、前足の二本だけで、一所懸命、歩道に上がろうとしている猫さんが目に飛び込んできました。とっさに「助けなきゃ。」無意識に車をとめ、その子を探している自分がいました。そして、木の下にじっとしているねこさんを、見つけました。しかし、相手はノラさん。安易に、保護させてもくれず、しかし興奮もあたえず、時間がかかりましたが、保護し病院へ。
病院についた瞬間、意識を失い、残念ながらなくなってしまいました。事故のダメージがひどく遅かれ早かれだったみたいです。見ず知らずの子、涙が止まりませんでした。翌日、埋葬先へ連れていき、短時間だったけど、出会いを感謝し、お別れをさせてもらいました。
わたしもそのとき心が少し、やんでいたのですが、辛い目にあっても生きようとしたねこちゃんの姿が、私にいろんなことを教えてくれたような気がします。生かされてる理由があるから今生きてるんだと。笑われたっていい、誰にも相手にされなくたっていい、前を向いてあるこうと。なんだかそんなこともあり、のちに、一目惚れをした、アメショーの「るいくん」は、名前を漢字にしました。「留」「生」留まって、生きる。留生(ルイ)。のらさんはそう教えてくれました。逆にのらねこさんに、私が救われたのかもしれません。
そのねこちゃんは、とても美人さんな顔をしていました。毎年、命日には、埋葬先に手を会わせに行こうと思います。最後まで読んでいただいてありがとうございました。😊

41 ぺったん