猫と生きていこうかなと思ったのですが

2016年8月2日(火) 150 / 0

何度も猫の入れ替わりもあり
メス猫がどこかで産んだ子猫を連れて、マンションの庭のあちらこちらを
行き来していました。

最初は２匹の子猫でしたが、数日経つと１匹だけ連れて歩いておりました

この部屋は寒い日に入れてくれる、この庭は日向ぼっこにちょうどいい角度
どの庭のどの物陰に隠れれば安全か、風を避けるか…とでも
言って教えてそうな、猫目線の快適猫道ツアーという感じがしました

時々母猫がいなくなり、子猫だけが散々遊び歩いた後、寂しそうに声を出すと
どこからともなく母猫が現れて声をかけ、子猫を迎えにきて
親子揃ってまたどこかへ去っていく
翌日また遊びに子猫が現れるといった事が続いていました。

うちには暖を取りに来たんだと思います。戸を開けると入ってきてじっとしていて
子猫は家具にじゃれて遊んだりもしましたが
触れる程は懐いておらず、母猫も子猫に何かあったらいけないから警戒心が強かったです

しばらくすると、子猫の方は危険がないと思うくらいになったのか
うちの人が眠っていると、足の上に乗ってくるなどが続きました。
毛布をかけて寝ている人の上が、さらに暖かかったのか、毛布の感触を気に入ったのかは
わかりませんが、何かの拍子にくっついてくるようになりました。

そのまま捕獲して飼うということも考えられたかもしれませんが
この猫たちはまた、こうやって生きていって、どこかで自由に過ごして、また訪れる
それに付き合って、特に人の手を加えずにいられたらいいのになぁと思って見ていましたので
一緒に暮らしたいと言いましても、地域でというか、決して無責任にというつもりじゃないですが
人の都合で、猫の母子を引き離したりしないことが、できたらいいなという
希望的観測のような気持ちでおりました。

まったく別の猫にとっては
その母猫がいる限りは、子猫を育てる上で縄張り争いか何かになるためか
あまり寄り付かなくなっていました

でも、子猫が大きくなって、普通の成猫になって出入りするようになると
母猫は子供の独立を望んでか、警戒の声を出し、寄せ付けなくなりました
元子猫だけが、うちの前に来て部屋に入りたがり
母猫は他の餌がもらえる所に行くようになりました

次に来た、若い猫にとって、どういう観点があってか分かりませんが
子猫を出産する場に、うちの部屋を選ばれてしまいました。

元子猫、新母猫、赤子猫が６匹と、突然家の中にたくさんの猫が現れたのです。
それが、今年５月のことでした

こうなるとは思ってなかった自分が迂闊だったんだろうかと
家の人と相談して、猫を引き取るべきか
だめもとで里親探しなどしてみたほうがいいか
赤ん坊が死んでも可愛そうだから何とかできないか、と、悩む日々になりました

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