モモとの出会い

2016年9月4日(日) 333 / 0

モモと初めて会ったのは今年４月頃、某Ｈ公園の池の近くの東屋風ベンチだったね。
先輩餌やりさんから教えてもらった鳥のささみを他の公園ネコちゃん達にあげていた時
いつのまにか私の横に行儀良く座って他のネコちゃん達のご飯の争奪戦（およそ１１匹）をクールに眺めていたね。
”なんだそこにも居たの？”そこで改めて切り身をあげるととてもおいしそうに食べていたね。
あなたはとても懐っこくて他の餌やりさん達のアイドルだったことを後日知りました。
でもあなたの子どもはとても警戒心が強く触ることもままならなかったね、あなたと同じグレーの
あなたより一回り小さな子でしたね。
あなた達親子の元気な姿を最後に見たのは今年の６月初旬だったかなー。
いつものように鳥のささみを近所のスーパーで購入し細かくカットしたささみを手に公園駐車場に向かい"今日もみんな元気かなー"と想いを巡らせ東屋風ベンチに腰掛け、自分の合図の舌打ちをしたところいつもより少ない６匹。今日は少ないなーと思っていたところそこに先輩餌やりさんが来たので挨拶がてら"今日はネコちゃん少ないですねー"と気軽に話しかけたところとてもショッキングな返答が返ってきたんだ。
成ネコ４匹（モモの子を含む）仔猫２匹が口から泡を吹いて死んでいたんだって。
それを最初に目撃した別の先輩餌やりさんが近くの警察に届け出てくれて県と市にも届け出をしてくれたことを聞いたんだ。
その日は定時に会社を退社しトンボ返りにＨ公園へキャリーバッグを持って急行、いつもは行かない場所を含めネコ達を探していると公園のタワーの近くの斜面で月齢１カ月程度の白い子とキジトラの仔猫の死骸を見つけたんだよ。
白い子はまるで眠っているようで思わず抱き上げてしまったんだ。その子の背中をなでながら見つけてあげられなくてごめんねって言ったんだ。
その直後、あなたの弱弱しい鳴き声を聞いたんだよね確か１９時頃だったかなー。
まるで腰が抜けたような弱弱しい歩きで好物のささ身を差し出しても横を向いたきりうずくまって
しまったね。
その姿を見て思わず用意したキャリーバッグにあなたを押し込んで家に連れてきたんだよ。ごめんね。
それから３日間かかりつけの獣医さんの点滴やら家族の協力で容体も落ち着き、食欲も出てきたのを機会に
再度、ワクチン接種、ネコエイズ・白血病（陰性）、フロントラインの措置をしてもらったんだ。
これで私の小遣いはゼロ。￣Д￣
でも、今はとても元気！リキともななとも仲良し、良かったー。
それと昨日と今日、とても心優しい餌やりさんご夫婦２組とお話ができたんだよ。
tsuneさん最初のTNRはこの子かなー。