これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。

“サイレントな世界に住む純白の貴公子”
僕は生まれつき耳が聞こえないんだ。
そんな事猫嫌いだったゲンさんが分かるはずもなく、知らないまま僕のお世話をする事になってしまって。
その後連れて行ってもらった病院で発覚するんだけど、そのときの先生の言葉がゲンさんの胸に重くてね。
「この子の耳になってしっかりお世話してあげてください。」ってね。
だからゲンさん僕の事とっても大事にお世話してくれたよ。
だから僕もなに不自由なく過ごす事できたんだ。
思い返せばゲンさんちのベランダのジョロの中から顔を出さなければ今の僕はなかったかもしれないよね。先生も言っていたように野良猫の平均寿命の半分位しか生きていく確立が無いことを思えば。
そう思うとゲンさんに、感謝、感謝。
そして動物嫌いなのに僕の事を受け入れてくれたおかみさんに感謝、感謝。
あと、僕たちと一緒に遊んでくれるゲンさんちの子供達にも感謝、感謝。
そしてもう一人忘れてはいけない感謝すべき人。いや猫さん。
それはまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況

こんな変な格好で寝ていました。
ゲンさん奮闘記もいよいよラスト3回ですよ。お見逃しなくね。
byホワイト



















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