ホワイトからの歌便り、その二　「チャムりんさんちのチャムちゃん」

2007年8月9日(木) 389 / 8

Dear　チャムちゃん

　いつも雄大な北海道の写真を見せくれてありがとう。
夏真っ盛りの僕の地方だけど、きっとチャムちゃんの住む北海道はもうすぐ夏が終わるのだろうね。
僕は九州の暖かい地方で暮らしているからチャムちゃん達の苦労は分からないけどきっと冬は寒いのでしょう。想像できないよ。

僕んちは去年お隣の家がなくなってやっと土が顔を見せているけど、家の周りはコンクリートだらけなんだ。おまけにすぐ近くを道路が通っているから危険がいっぱい。だから自由にお外へは出してもらえないんだよ。
でもね、うちのゲンさん時々お散歩に連れて行ってくれるよ。
その点チャムちゃんのところはどこまでも続く道路も家も見えないような広い広い台地が羨ましいよね。飛び出したりしても車にぶつかる心配もないし。
そんな大自然の中をマミヤ君、ライカ君はお外で走り回って生活しているんだよね。
本当に羨ましいな。
でもね、ちょっとだけ僕が心配なのは見渡す限りの草原でおうちが分からなくならないのかなって思っちゃうんだ。
僕なんかが行っちゃうとすぐ迷子になりそうだよ。
だってこんな街中でもお母さんが分からなくなってはぐれちゃった位だから。
でも、今はゲンさんちで幸せに暮らしているよ。

マミヤ君が僕と一緒の療養食を食べ出したって聞いたときはビックリしたけど僕も再発もなく暮らしているから大丈夫さ。先生の勧める餌を食べていれば安心さ。
うちのゲンさん、この前僕の餌を買いに行って、大袋を買ったんだって。そしたら4kgで6,000円かよってぼやいていたよ。それでも少しは割安らしいよ。

こんな僕だけどまたステキな写真を見せてね。秋はまた違う風景が見られるんだろうね。
それじゃ、また。

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