普段雪の降らない地方で10cm以上も積雪を観測したり、2mも雪が積もっていたり…
道東地方も−27℃を下回った日もありましたが、少し持ち直していたのに…
昨日の降雪の後、空気がまた変わった感じがします。
朝から細かい雪がしんしんと降り、お昼過ぎまで強くなったり弱くなったり。
でも、その割には日中の気温は比較的高めだったのか、帰宅時に店の駐車場に停めた車のボディーは、雪に覆われて除雪が必要なんじゃないかと思っていたのに、昼間に殆ど融けていてその雫が凍ってくっついていました。
真冬のこの時期に、この状況は結構珍しいです。
帰宅の途中、辺りに靄というか霧というか、地上付近に漂って動いているのが見てとれていました。
そして、今朝。
朝起きた時にはまだ日が昇っていなかったので判らなかったのですが、段々東の空が明るくなるにつれて見えてきました。
外が真っ白になっている。

樹氷です。
まだ日が昇る前…ピンク色に染まった東の空と白く染まった樹々。
昨日の日中気温が高くなって、その前に降り積もった雪が融け夜間に凍結。
そのまま樹々の枝先や幹に霜がくっついた様な状態になったのね。
それにしても、今日の樹氷はここ何年間に観測したどの樹氷よりもはっきりくっきり大きく育っていて、まるで標高の高い山の中にでもいるかの様な、…そんな錯覚を起こさせる位でしたよ。

家の前の大きな松の木と落葉樹についた樹氷、そして半月。

中々、趣のある写真が撮れました。
↑の写真3枚は、全てミラーレスカメラに望遠レンズを装着しての撮影。
…で、↓ここからは出勤時に自分の車の中からiPhoneを使って写したもの。

日が昇った後なので周りが明るく…その分、樹氷の白さが際立って見えます。
ミラーに映った後方の防風林も、全て真っ白…。
実は、車を停めて助手席の窓を開け様としたのですが昨日の雪が融けて凍結していた為、窓が開かなかったんです💦
私の車は車庫に入れてあるのにね。
今日の最低気温は−22・8℃。
先日より5℃も気温が高かったのに…😓

この畑は、昨年馬鈴薯を植えていた所。
雪割をしてある為、表面が凸凹になっています。
秋に収穫機から零れ落ちたクズ芋達が畑一面に点在していて、そのまま放っておくと翌春に他の作物を植えた時小さな芋から芽を出し、雑草となってしまうのでそれを防ぐ…わざと寒さをあて凍結→腐らせる為に、雪を掘ってあるのです。
長芋などは、収穫せず土に埋まった状態で春になってから掘り出し、出荷する農法もあります。
お芋自身が寒さから身を守る為、デンプンを糖に替えその分甘みが増すんですよね。
普通の馬鈴薯やきゃべつ等をわざと土の中に埋めたりもします。
雪や寒さを逆手に取った…天然の室、ですね。
今朝の樹氷は本当に綺麗でした。
勤め先は隣街、人口も多いし住宅も沢山建っているので、朝晩の気温は5℃位高いのですが、でもどの街路樹も皆、樹氷になっていました。
この近辺の平地で樹氷が見られるのは珍しいです…何年かぶりじゃないでしょうか❓
そして、今日は昼間も気温が低かった…最高気温、−5・2℃。
仕事を終えて帰宅するのに、雪の上を歩いたらキュッキュッッと足音が〝鳴る〟。
こういう時は、翌日も冷えるんです〜。
…明日の朝も、寒そう。
まさに暦通り、大寒ですね。
これから少しずつ春に向けて空気が変わってゆくのかな…。
これが寒さの底であって欲しいわ〜〜😵💦
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