
嫁の職場の同僚宅でゴハンをあげてた外猫が、
いつのまにやら子猫を産んで、大変・・・
といった流れから、うちにやって来ることになったナミ&ウミ兄弟。
うちで引き受ける条件として、母猫のTNRを行い、
兄弟猫は里親様募集。

ふたりとも当初、性格に難有だったものの、
ウミはすぐに馴染み、ナミはちっとも馴染まない。
忍者猫として、どこにいるか分からない状態が数か月(苦笑)
ウミはすいすいっと良縁に恵まれたが、
彼は里親様との婚期を逸し、
或いは我々がその魅力に負けて、我が家で受け入れ現在に至る。
今は、暖房の効いた居間で、
私のために嫁が買ってきたあったか座椅子を、
わずか2日で占拠して、我が物顔で寝入る。
まだまだ臆病なところは残っているけど、
ずいぶん馴染んできたものだ。

マルリが炎のような激しさを持つとすれば、
ナミは、水ではなく土。
どっしりと構え、ゆったり動く。
左後脚に障害があるようで、挙動時バランスを崩すことがあるが、
日常生活にはほぼ支障はない。
そんな彼の好きなものは、ゴハンとマルリ、それからノンノ。

ナミはノンノのことが大好きだ。
彼女からどれだけ嫌がられても、めげることなくそばにいく。
今だ拒否されることもあって、そのたびノンノに数発殴られるが、
彼は一切やり返さない。
そんな彼の持つ朴訥で穏やかな空気感は、
故ピリカに似ていて、覚えず私もにんまりしてしまう。
ウタリさんが好きだった、ピリカの姿とクロスしてしまうから。

我が家久々のモノトーンズ。
君のペースで構わないから、いつかもっと仲よくなろう。



















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