うちのブッコさんは推定3歳、先代のミーは多分ブッコさんより年上。そういうわけで、私は子猫との縁はなかったな、と考えていたら、思い出しました、私の子猫との縁。
あれは私が小学2年生の時だったでしょうか。秋も深まり、日中も肌寒くなった頃でした。
当時、我が家では精米業を営んでおり、その作業場の乾燥させた籾を入れた袋の中に子猫が1匹産み棄てられていたのです。
子供だった私は嬉しかったのかな、「この猫、家で飼おうよ」と。
でも大人たちは冷静でした。
「こんな寒くなってから産まれた子は弱くて育たない」
「育たないから親が棄ててったんだ、じきに死ぬよ」
私もなんとかしたいと思ってもどうすればいいか知識は全く無く、今のようにスマホやPCでググれば情報が得られる時代でもなかった。私にできたのは布切れに包んでストーブの前に置くことだけ。牛乳を温めて飲ませるという程度の知恵さえ浮かばず、結局その日のうちに死なせてしまいました。
今ならなんとかできたのかな。親猫に棄てられた子猫を人の手で育てるのは今でも難しいことだから、同じように死なせてしまうかもしれない。でもせめてミルクを飲ませてお腹一杯にすることはできるかな。などと、ちょっと考えてしまいました。

忘れな草と雛菊。
毎年、ひとりでに生えてきます。

牡丹の花が咲きました。

お昼寝中。



















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