そして、保護できそうな時は拾ってきます。
その後は里親を探したり、どうしても見つからない時は、実家は動物禁止なので、父の会社の猫になります。
父は従業員さん10人くらいの小さめの会社を経営しています。
そこは事務所と隣に倉庫があって、倉庫は猫のお家でもあります。
倉庫には、父の手作りのダンボール製の猫の家(布のカーテン付)や爪研ぎなんかもあります。おまけに、高くて広くて、木の棚が段々になっているので、上に飛び乗ったりして遊んでいるので、みんな運動不足とは無縁です。
毎朝、5時過ぎに父は会社に行って掃除と猫のごはんをあげに行きます。会社が休みの日も雨の日も風の日も。
実家は熊本なのですが、熊本地震の時に、母に安否確認の電話をした時も父は会社に猫たちの様子を見に行っていていませんでした。ちなみに、みんな無事でした。
今はうちの家族の一員でもある、ゆきまるも父が朝のジョギング中に田んぼの溝に捨てられていたのを見つけて保護してきた子です。

去年の猛暑の日の朝に、田んぼの溝でミャーミャー必死に鳴いているのを発見し、急いで家に帰ってキャリーを持ってきたそうです。
今、父の会社には2匹の猫がいて、多い時は5匹くらいいました。人にもらわれたりで増えたり、減ったりします。
以前、私は少しの間だけ父の会社で事務をしていました。
猫たちは基本的に倉庫にいるのですが、たまに事務所の方にやってきて、寛いでいます。
寒い日はストーブの前は猫たちが占領して、少し通りづらかったり、お弁当を食べている時は机の上にぴょんと飛び乗りじっと見られていました。(人間の食べ物はあげませんが)
別のパソコンで調べ物をして、自分の席に戻った時は、椅子の上で猫団子になって寝ていたので、その辺からパイプ椅子を持ってきて、それに座って一時的に仕事をしていました。
その時は猫がいるのは当たり前でしたが、
その後、別のところに就職した時はそういうことがとても懐かしく感じられたのを覚えています。
今、猫カフェや猫がいる老人ホームなども少しずつ増えてきています。猫は人に癒しを提供してくれますし、猫にとってもシェルターです。大変なことはありますが、猫可の会社なんていうのも増えてきてもいいんじゃないかな、なんて思う今日この頃です。
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