みーちゃん入院しています！

2017年8月20日(日)

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今日はみーちゃんの病気に的を絞ってお話します。

前回、かぜの治療に「抗生物質」を注射して、「1週間から10日後にまた来て下さい」と言われていました。

去る8月18日（金）、みーちゃんを2回目の「永野どうぶつ病院」へ連れて行きました。

獣医には下記のような内容を伝えました。

・抗生物質が効いたようで、鼻水と咳が治まった

・耳がかゆそう、足で引っかくので大きな傷が出来た、耳の中の黒い汚れを取って欲しい

・前より運動量が減りケージの中で休んでいる時間が多い

・バッタやセミを捕食するが、食べてない時もあると思う

・人が与える餌を全く食べない　ケージの中に置きっぱなしにしたら、ケージに入らなくなった

・うんちは「真っ黒」で炭みたいだ

ここからは、私が質問したことに獣医が回答した内容です。

・耳ダニはもう暫くかかる、耳の汚れは前より減っている、奥の汚れは手を出すと危ない場所のため触れません

・食べたくても気持ちが悪くて食べられないこともあるので、検査をして原因を調べましょう

食べない・・・体力が落ちて・・・・衰弱して・・・・・・・・

何もしなければ「ただ死を待つだけ」です。

何より、私（素人）に出来ることは何もないことが、ハッキリとわかりました。

母も今ではみーちゃんを大切に思ってくれているので、二人とも合意の元、検査をお願いしました。

・血液検査（一般）

・血液検査（生化学10項目）

・血液検査（血液電解質検査）

・血液検査（生化学単項目）

・猫白血病及び猫免疫不全ウィルス検査

・再診料

合計　￥11,448　（明細より）

以上、血液検査は4種類、猫エイズ白血病検査を受けました。

高いっ・・・・・

保険が効かない分、全額飼い主負担は当然ですが、

「初めての猫、初めての通院と支払い」だったので衝撃でした。

本題は、その検査結果です。

10分か15分くらいの待ち時間で、検査の結果が出ました。

病理学って言うのでしょうか、難しい単語と言葉が並ぶ「印刷物」2枚を獣医が見せながら、

丁寧に説明してくれました。

優しい言葉で説明してくれているようでしたが、私にはけっこう難しかったです。

・脱水症状をおこしている

・貧血

・腎臓がわるい

・妊娠していて、お腹に2匹の子供がいる

ということが判明しました。病名はハッキリと言われていません。

みーちゃんは「バッタ、セミを捕食」していましたが、それ以外を全く受け付けませんでした。

妊娠している時は、食欲が落ちるんだそうです。

腎臓の働きが正常ではなく、脱水症状も合わさって「餌が食べれない」という症状になったようです。

人間でも脱水症状は酷くつらくて苦しいですよね。

あんな小さな体で、みーちゃんは相当苦しかったと思います。

それに加えて妊娠、お腹の子に血液が必要で貧血まで起こしています。

色んなことが絡まりあっていました。素人頭では想像出来ないです。獣医さんの力が不可欠です！！

説明、治療方針と料金も確認した後、「入院すること」になりました。

19日（土）9時前に、こちらから病院に電話をして報告を聞くことになっていました。

「点滴をして、夜に餌も食べていました。でも、人がいなくなってから食べたようです。

まだ便をしていないので、出来ればもう1日入院してもらいたいです。」

「尿と便が出て、毎食の餌を食べることが確認出来て初めて、正常に腸が活動していると言えるので、

家に戻った時に餌をきちんと食べてもらえるように、24時間以上、経過観察させて頂けませんか？」とのこと。

獣医の言葉を受けて、みーちゃんは19日（土）も入院を継続することになりました。

18日昼頃に入院して、19日も1泊、そして20日（日）の朝にまた電話で報告を聞く予定です。

今回はとても長い日記になりましたが、最後に。

みーちゃん、あまりにも可愛そうです。

物凄くつらかっただろうに、健気に毎日耐えていたことを知って悲しくなりました。

しかも妊娠まで。

「安心して出産できる場所を探して」我が家に辿りついたのだと、確信しました。

道路の奥の方から、弱々しい姿で歩いてくる、みーちゃんと初めて出会った日が蘇ってきます。

やつれていて、顔も険しく、あまりにも貧弱な体で、声が出ていないミャーの声。この時既に弱っていた！！！

「うちなんかじゃなくて、真っ先に病院に連れて行ってくれる家に行けばよかったのに」

と、本気で感じてしまったのです。よりによって、野良猫に偏見を持つ家族ばかりの我が家なんかに・・・・

当初は、父の猛反発があり、母も野良猫が居つくことを嫌がっていました。

避妊手術の必要性を問うた時、妹とは口論になりました。私は一人ぼっちでした。

私だけが「みーちゃん」を見に行って、うちわで扇いだり、撫でてあげていました。

みーちゃんに「最も必要な手助け」が出来るまで、約4週間もかかりました。

私はやっぱり無力です。

とても小さな体で、辛抱強く、我慢して、我が家に居続けてくれたみーちゃんの姿を思うと、

本当に心が痛みます。

どうか、どうか、みーちゃんが元気になりますように。

50 ぺったん