2Fからでも階段を駆け下りてき、姐さんに体当たり。
マルリは自分が一番だと思っているからだ。
姐さんは、そんな順番など何も意識していないのだけれど、
マルリのそんな態度には腹が立つ。
そこでポコスカ。
それが我が家の日常だ。
マルリは、子猫の頃から愛らしい子だった。
天性のものだろう。
レプン姐さんを一番大切に感じている私ですら、
マルリを疎ましく思うことはない。
そんなものに守られて彼は、
すくすく子猫のまま成長してきた。




我が家のボスにはまたウタリさんが…
そんな日が来るのか、来ないのか分からない。
マルリの名前はウタリに似てる。
何となく、そんなことを期待して、嫁がつけた名前だ。
ウタリさんとは全く違った性格のマルリは、
それでも我が家の大切な家族に、いつの間にやらなっている。
それが猫の強さのひとつ。
そんなに仲良くしてない私にも、
寒くなると布団の上に乗ってくる。
この図々しさと愛嬌で、彼はずっと生きていくんだろう。



















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