暗黒面(ダークサイド)についてです。

分かりやすいのは金銭面でしょうか。
手術費用はチケットで賄えたとしても、その他の処置が必要であれば施します。
捕獲機を借りる時にレンタル料がかかる場合もあります。
そして病院や対象猫の居る場所までのガソリン代、フードやペットシーツなど。
細かい内容ですが、1匹2匹で終わりではありませんし
ちりも積もれば、です。
『好きでやっていることだろう?』
ええ、その通りです。
(。-`x-)< フォースと共にあらんことを。
協力してくれている病院もまだまだ少ないです。
地域によって対応も異なってきたり。
課題は多そうです。

(。-`x-)< フォースと共にあらんことを。
そして何よりダメージがあるのは対人事情ではないでしょうか。
”動物が好きな人に悪い人はいない”
まやかしです。
敷地内でご飯を与えているのに「ウチのネコじゃない」
最初は協力的だったのに手術が終わると「アンタが勝手にやったことだ。金なんて払わない」
手術をすると約束したのに「やっぱり産ませたい。もう関わらないでくれ」
手術を拒む人は良く「産ませたい」と口にします。
それほど対象の♀猫さんに愛情を注いでいるのかと思いきや
生まれてきた仔猫へはさほど関心がなかったり。
誰かが欲しいと言えば、いいよいいよーと軽く渡す。
通りすがりの女子高校生だったとしても。
カラスに襲われたり事故にあったりして見当たらなくなっても気にしない。
「いつの間にかいなくなっちゃうんだよね~(だからそんなに増えない)」
え?
仔猫が自分の意思でいなくなったとおっしゃりたい?
そもそも「産ませたい」って何でしょうか?
何その使役動詞。
○○させる、すごく抵抗のある言葉です。
本人の意思はそこにはなく、自由もない感じがします。
でもこちらが感情的に「おっさん、寝ぼけてんのか?」と喰ってかかれば
(;''Д'')「おまわりさーん!タスケテー。」なんてなり兼ねませんし
対象猫の手術まで話をこぎつけることが出来ません。
下げたくない頭をさげお願いし、0円の笑顔を作ります。
もっとひどいケースもたくさんあるのではないでしょうか。

知人の言葉です。
『人(特定の中途半端なエサやりさん)のいないところでの、TNRが一番楽と言っていいかもしれない』
悪意を持ってご飯をあげている餌やりさんはいないと思うのです。
ただ、まだまだネコを取り巻く環境が発展途上にある為に
どうしても周りの人間の感情、行動、立場などによって軋轢が生じてしまいます。
結果、ネコが幸せになれないケースもあります。
その間もシーズンが巡ってくれば、新しい命がこの世に誕生します。
そしてまた頭を下げ、遺棄された段ボールに憤り、救えなかった命に詫びながら泣く。
ずっとこのままなのでしょうか。
ルールに縛られたこの社会で、何かを変えていくということは壮大な力と時間が必要になります。
それでも出来ないことはないはずです。
無責任に増やしたり餌を与えているのは人、
必死に食い止めようとしているのも人、
人の力って無限だと思います。
”裏”ばかり見ていても、気持ちが落ちどんより曇りがちですが
裏を知ったうえで”表”を見返せば、新たな発見があると思うのです。
「寝ぼけてるおっさん」を変えようと思ってもなかなか大変です。
だったら自分が変わるほうが、余程楽です。
何をやる、やらない、自分がどう変わる、変えないはそれぞれの自由。
私は前回の日記に書いたように、自分にあった方法で自分活動を頑張ってみます。
(。-`x-)< フォースと共にあらんことを。
・・・・・・・・・・・・・・・私はどこぞの宗教家でしょうか。
いえ、ジェダイかもしれません。
( ゚ д ゚ )・・・・・・・。
次回はワークショップを開催いたします。
ご用意いただくものは
*愛と情熱
*黒歴史
*ベネズエラ行きの乗船券
です。よろしくお願い致します。



















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