ブッコの大好きなちゅ~ると金缶でお祝いしましたよ。

昨年の8月20日頃、ブッコは保健所のホームページに載りました。
ºキジトラ、白。オス3歳くらい。
º少し人見知りしますが慣れるとスリスリして可愛いです。
こんな招介文でした。
写真を見て、「あ、この子だ」と思ったものの、当時の私は猫と暮らしたいと強く思ってはいましたが、なかなか家族の許可が得られず私自身迷いが生じていて、また平日しか受け付けていない保健所は会社員の私には連絡しにくい事もあってずっとそのページを眺めるだけでした。
「可愛い猫だから、すぐ里親が決まるだろう」、そう思って毎日のように眺めていましたが、里親に申し込む人はいないようでした。
私の会社は、決算期の棚卸しの日、休日になります。
もし会いに行くなら今日しかない。
そう思って急遽保健所に連絡し、会いに行ったのが昨年の9月30日。
ひと目見た瞬間、この子だ!と、雷に打たれたような衝撃が走り、運命を確信した、というような劇的な事はありませんでしたが、人見知りだという割りにその猫は落ち着いているようでした。
きっとケージの奥に引っこんだままだろうと思っていましたが、ケージから出てきて、私が差し出した指の匂いを嗅ぎスリスリしてくれました。

初めて会った日のブッコ。なんだか薄幸の美少女のような雰囲気。オスだけど。
正直なところ、いつはっきりブッコを迎えようと思ったのか今でもわかりません。家族の許可もきちんともらった訳ではありません。
なにかなし崩し的にお迎え準備を始め、家族ももう文句は言わず協力してくれました。
迎えの前夜もワクワクよりも、本当にいいのか、大丈夫なのか、という不安や迷いの方が大きかったのです。
我が家にやって来た当初は、見知らぬ人間に脅えビクビクとしていたブッコ。
1年が経った今は皆に慣れ、すっかり我が物顔で過ごしています。

私もあの時あんなに迷ったのが嘘のように、猫のいる暮らしを楽しんでいますし、家族も何故反対したんだ!と思うくらい、ブッコを可愛いがってくれています。
うちに来てくれて、ありがとうね、ブッコ。



















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