年度末ということで実績報告をまとめるため、
置いてある資料を取りに久々に向かう。
資料のファイルを抜き出して、
用事も済んだので、以前のように「センパ~イ!!」と叫んでみた。
最近は、こう呼んでも全く姿を現さなくなったので、
この数か月はセンパイと会っていなかった。
ところが本日は
あったかくなって、外に飛び出してもいい気持ちになったのかもしれない。
ブツクサ文句を言いながら、センパイが小走りでやって来た(笑)

↑相変わらず目つきが悪い

頭突きしまくって、足元でまとわりつき、
少し離れてフミフミし、飽きた頃に「触れ!」と寝転がる。
こんな行動が1mmも変わってない。
私にとっては数か月でも、彼女はまるで昨日も私と会っていたかのよう。

猫族は家に付く、らしい。
ホントかよ?
この町に私がやって来て8年経つ。
その中で、一番仲良くなったトモダチは、きっとセンパイ。
お互いに素顔が見せられるという意味でね。
それはけして寂しい話ではないと、私は思うんだけれども。

春は出会いと別れの季節。
私とセンパイには、出会いも別れもなかったけれど、
まるで日付のないカレンダーのように、
同じ頁が繰り返されるだけ。
こんなに嬉しい毎日が、ずっと続きますように。



















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