余計なお世話の思い出

2018年6月19日(火) 422 / 6

まず、昨日の地震で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
昨日は交通機関にもかなりの影響がでて、近畿地方の方はとくに大変だったと思います。
しばらく余震など安心できないことも多いと思いますが、体調面などお大事にされてください。

私はときどき、余計なお世話で里親募集している方に口を出してしまうときがあります。
それは身近な場合でもありますし、ネットで募集されている方のときもあります。

今から一年ほど前になりますが、ある里親募集サイトで１匹の子猫が載りました。
私と同じ県で、募集期間は一週間の急募。
文面からとても困っていて、どうしても子猫を助けたい！誠意が感じられました。
毎日毎日気になり、その募集を見ましたが問い合わせゼロ。
そしてあと数日で一週間・・・・

その募集は、小学三年生の女の子が書いていました。正確にはお母さんなのですが
子猫をお父さんに悪いことをしたけど拾ってしまったこと。
家族には怒られるとわかっていたけど、助けてしまったことなど詳しく書いてありました。
お父さんに悪いことをしたと言うのは、お父さんが重度の猫アレルギーだから。

私はとてもお母さんが追い込まれているのではないだろうか？と思いました。
一週間で見つかるのだろうか？助けたはいいがどうしたら・・・と。

その里親募集に私はメールを送りました。

すぐにお母さんから返信が来ました。
メールをもらったとき、じつは愛護センターに来ていました。
でも、処分されると聞いて躊躇していたと。
だけど、貰い手がない以上は娘には貰われていったと嘘をつき、センターにお願いしなくてはならないかもしれないと、とても気持ちのこもった文章が書いてありました。

私はどうしても飼い主さんが見つからなかったら私が引き取りますから、もう少し募集を延長してみませんか？と提案しました。
学校のお友達や近くの動物病院への張り紙など、聞いてみるだけ聞いてみませんか？と言いました。

結果で、サイトの方はもう一週間延ばしてもらえました。
娘さんは、毎日学校へ行く前に子猫の世話をしてから行くそうです。
このまま一緒に暮らせたらどんなにいいだろうと思いました。

数日経ち、募集をかけてから十日が過ぎたころ、お母さんからメールがきました。
サイトの方に応募がありました。
色々と確認したら、わりとご近所な方で先住猫がいるお家ですと書いてありました。
私はやりとりをしてみて、納得がいく方でしたらお会いしてみてはいかがですか？
ウチへくるより幸せになれますよ。と、返信しました。

それから二日ぐらいたち、お母さんからまたメールが届きました。
先方と会い、トライアルも開始して、このまま上手くいきそうです！と明るい内容でした。
ただ、引き渡しのとき娘さんが泣いて泣いて可哀想だったけど、いい経験になったと思いますと書いてありました。

それ以来、このお母さんとはやり取りはありませんが、ときどき思い出します。
結果で来なかった子猫のこと、娘さんのこと・・・・

ちょっとだけ、子猫がウチへ来るかもと思っていましたが(^_^)私の余計なお世話の思い出です。

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