ご飯が何よりも大好きな彼女。
朝になると必ずご飯をおねだりにくる。

そんな彼女がある朝、姿を見せなかった。
名前を呼んでも、お皿をカンカンならしてもどこにもいない。
どこ??まさか脱走??
家中を探したら。。。。。
いた!
そこはクローゼットの一番奥。
服をかき分けた所にうずくまっていた。
「なぜ見付けたの?」
見上げた目がそう言っているように思えた。
辺りには嘔吐のあとが。
ただごとじゃない。

病院に連れていった結果。
腎不全で即入院。
それから持続で点滴して2日後、採血したが数値が上がっている。
やはり慢性腎不全か。。。
まだ5歳なのに。。。
人間なら助かるのに。。。
なぜ気付けなかったのか。。。
思い当たることといえば、1カ月前くらいからご飯を食べる速度が遅くなったこと。
牛みたいにのそのそ歩いていたこと。

胃へのチューブを入れられている姿を見て、悲しかった。
毎日お見舞いに行くが、帰り際じっとこちらを見て声を振り絞って鳴く様子が痛々しくて。。。
点滴治療もあまり効果がないなら、せめて自宅で最後まで看取りたい。
大好きな家族と兄弟みたいに育った猫と一緒に楽しく余生を過ごしてもらいたくて自宅療養へ。
帰宅後は爆睡。
疲れたんだね。

退院後、ご飯もほとんど食べられなくて、注入食と皮下補液をしている。
少しでも楽に長く一緒にいようね。
後悔はしたくないから、できることはすべてやる。
腎不全に気づけなかったことや残り少ない命に悲観していたけど。
今この子は懸命に生きようとしていて、私に色々なことを教えてくれている。
だからどうせ残り少ない時間なら、泣きながら過ごすより、この子への感謝の気持ちを伝えて、笑いながら過ごしていきたい。
保護した子猫の面倒を見たり、お母さんみたいな優しいゆめちゃん。

ママは頑張るよ。
みんなゆめちゃんのことが大好きだから。
笑いながら過ごそう。
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