10/3　保護猫ちゃんの強制給餌、その後

2018年10月3日(水) 2018-10-03T19:54:32+09:00 414 / 2

昨日の昼間から置き餌と強制給餌を交互に3時間ずつ続けてきました。
置き餌の方はほとんど食べてくれず、今日の昼間なんかは部屋を1時間程度空けていたすきに、餌の入ったお皿ごとキレイにペットシーツで隠していました。これには逆に器用だなあと感心してしまいました。

強制給餌の方も最初より抵抗する力が強くなってきて、口からこぼすこともおおくなってきました。

今の猫さんはガリガリに痩せていてケージの中でじっとしています。

私は、昨日から今日までで6種類ほどパウチをあけ、ちゅーるも3種類ほど試してみました。
その結果猫さんはどれにもいい顔をしませんでした。

お水も一口も口をつけたところをみたことありません。

そして私が思ったことは、ああ食べることをしたくないんだな、ということです。

自分に置き換えてみると、たとえば気持ち悪いときに無理に食べさせられるのは嫌だなあと思います。もし苦い薬や食事を我慢して食べれば治る、というなら我慢しますが、今回この猫さんにはその保証もありません。病気などがわかっていれば対処の方法もあるかもしれませんが、このこを拾った時点で痩せ過ぎていて血液検査もできない状態です。

なので、今後も3時間毎に餌と強制給餌を交互に試してみるつもりですが、嫌がるようならすぐにやめて、猫さんのしたいようにしてあげようと思いました。

私はこの猫さんと出会ってまだ5日です。お互いのことを全然知りません。うちの前に倒れていなければ出会うことはなかったでしょう。だからこそ、私の気持ちを押し付けるより、猫さんのしたいようにやりたいように、猫さんの気持ちを尊重しようとおもいました。

もしここから強制給餌を受け入れ食欲が戻り自力で食べてくれるようになれば全力でサポートするし、嫌がるならそのままそっとしておこうと思います。

これが正解かは、わかりません。今の気持ちを整理するために書いています。
なのでこの思いもまたすぐに変わってしまうかもしれません。
それでも、この気持は忘れたくないと思い、書き残しておきます。

余談ですが、こんな縁があった以上、ずっと猫ちゃん、猫さんと呼ぶのも無粋だなあと思ったので、幸せになってほしいという気持ちをこめて「幸（さち）」と呼ぶことにしました。男の子なのに女の子っぽい名前だなあとも思うんですが、ピンときてしまったので。名前をつけたというよりは、私が勝手に呼ばせてもらうだけですが(笑)名前をつけて愛着が湧いてしまうと別れが辛くなると思っていました。ですがここまでの縁になったのだから、私も覚悟を決めないとね。

人にもある程度慣れているので、お医者さんもどこかで餌をもらっていたんじゃないかと言っていました。耳がカットしてあるので、元野良なのは確実ですが。
なのでこの子には本当の名前があるかもしれませんが、私にとってはこのこはさちさんなのです。

長くなってしまいましたが、これからもさちさんを見守っていこうと思います。