初対面の時同様、威嚇もしなければ怯えもしない。
いたって普通の佇まいの2匹。

狭いマンションでしばらくケージ使用予定とはいえ、気づかぬうちにどこかに潜り込んだらいけない。
念のためと鈴のついた首輪をつけたが、この分なら鈴を外す日は近いと感じた。
なぜなら、これ。 到着後20分足らずで余裕の爆睡。

直感のとおり、我が家に来るべくして来たんだ。と、自己満足。
やはり兄妹で迎えて良かった。みさきがトライアルから戻ったのは、きっとその為だったのだろう。
あまりの可愛らしさに何度も何度も様子を伺いに、夫婦が交互に部屋を行ったり来たり。
ケージに近寄ると、手を出したり鼻を出したり。
夜も更けたころ、ついに我慢ができなくなる。
「部屋を閉め切ってちょっとだけ出す?もちろん出すときに嫌がるようなら止めるけど」
反対する気などまるでない夫。
ケージの扉を開け隙間からそっと手を入れる。
寄ってくるじゃーーーん!これ大丈夫でしょー!
そっと絨毯の上にポポンと置く。
周りを嗅ぎまわるだけで逃げるそぶりは全くない。
そして。

全くもって心配無用なこの感じ。
直後、喧嘩に興奮しすぎたみさきが香箱座りのままお漏らし。
体の下半分が見事にオシッコまみれ。
お、おう、その体勢でオシッコとは器用だな。
ガックリしながら、布団を洗濯機に突っ込み、みさきを浴室に召喚。
みさきのシャンプーを終え、部屋に戻ると、みずきがセンターラグにオシッコ。
お、おう、ちゃんと座ってできたんだな、偉いぞ。
げんなりしながらラグを洗濯機前へ。順番待ち。
すっきりした2匹をケージに戻す。

どれだけショックでも、こんな姿を見せられたら吹き飛ぶから不思議。猫マジック。

こうして賑やかに始まった2匹と2人の楽しく幸せな生活は、今も…これからも続いていくのです。
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