みーちゃんに会えるなら

2018年11月20日(火) 315 / 2

40日も経ったんだね。
あの日、突然みーちゃんが消えてから、もうそんなに経ってしまったんだ。。。
最初の頃は、みーちゃんが帰ってくる夢ばかり見ていて、外を走っていても何処かにみーちゃんが倒れているんじゃ無いかとか、何をしても落ち着かなかった。
元野良猫のみーちゃん。
最初に会った時は前足に怪我をして、そこから血が滴っていた。
何があったのかは知るすべは無いけれど、とても人間を怖がっていて、ひとなでするまでに随分と時間がかかった。
ご飯をもらいに家に通ってくる通い猫から始まって、ご飯も階段下から廊下、玄関前、ドアを開けて玄関先と、だんだん近くに置くようにして。
ようやく頭を撫でる事が出来た時、みーちゃんが全力で私の手に頭突きをしてきたあの瞬間を、私は忘れる事が出来ない。
それからものすごい大きなゴロゴロ。
まるでハトが鳴いてるみたいにゴロゴロクックッと頭突き、頭突き、ごろんと転がっては私の手を両足でつかんでネコキックーー（笑）
可愛いなぁぁぁー😍
みーちゃんはうちの子になった。
でも、やっぱり人間は怖いらしい。私が急に立ち上がって歩くと、ビクッと怯えた目をして身をすくめるので、極力ゆっくり動作を実践。
私が四つん這いになると、みーちゃんは喜んで私のお腹の下あたりに入って一緒について歩くのが、めちゃくちゃ可愛くて、よく部屋中をそうやって歩き回った。コバンザメみたい(*´꒳`*)
みーちゃんと過ごした時間はあまりにも短いよ。
食いしん坊のみーちゃんは、丸々と太ってしまい、お医者さんからダイエットを勧められる始末。
息子はみーちゃんをくまのぬいぐるみと言い、シロクマとあだ名をつけていた。
みーちゃん、あのハトの鳴き声みたいなグルグルをもう一度聞かせてよ。
みーちゃんの好物だった煮干しも、あまり良くないって聞いてから控えていたけど
沢山買っちゃったよ。
帰ってきたら、山程食べよう。
まだ待っていても、いいかな。
みーちゃん、あの日に戻れるのなら。

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