クルマは1台しかない。
というのも、私は職場が近くほぼ自転車通勤であることと、
ほかにバイクと原付を1台づつ所有しているので、
もう1台のクルマはほとんど必要ないからだ。
必要な場合は借りればいい、と思っている。
とは言え、例えばうちの猫族が誰か、容態が急変するような病気にでもなって、
嫁が出勤でクルマを使っている場合には、たちまちに困る話。
幸い、今までそんな経験はないけれど、そのリスクヘッジができていないのは現実。
日常的には、雨天時の通勤が2輪だと、ちょっと面倒だ。
ので2年ほど前から、もう一台あったほうがいいかなぁ…などと考えつつ、
ほとんどの場面で必要ないことを考えると、やっぱりやめようと考え直している。
今、うちで所有しているのはカローラ・フィールダーで、
これはもう「ど真ん中」のクルマである。
今はFITになるんだろうけど、それ以前のジャパニーズ・スタンダードと言えばカローラで、
その名に恥じず、大きな満足も大きな不満足も感じさせない名車だと思う。
アタリマエだけど、楽しくはない(笑) よくこなれて大変便利なクルマだ。
次のモデルから3ナンバーとなり、現行型が最後のスタンダードになるだろう。

欲しいクルマは、想像すれば沢山ある。
例えば現在、手の届く範囲にまで価格が落ちているアルファロメオの939スパイダー。
現実的に買えるクルマの中では一番セクシーだと思う。
エンジンやシャーシの剛性は、見た目より不十分で、
トヨタの新86に似て、レーシーな雰囲気を纏ったクルマといったところ。
もっとも、これでシリアスなドライブをしようとは思えず、
ゆったりと満足感に浸って流すのが伊達でいいと思う。
何より、ジウジアーロがベースのデザインを描きおこし、ピニンファリーナがアレンジするという
イタリアデザイン界の至宝2人が関わった玉手箱のようなギアだ。
ただ、こういうクルマは乗ってるニンゲンの資質が問われる。
ちゃんとした格好してないと、クルマに嗤われるからだ。
後続の4cスパイダーに比べると割合「まっとうなカタチ」とは言え、今の子たちは
こんな浮いたクルマに乗りたいとは思わないだろう。
(だからリセールバリューも悪い)
そう考えると、ジンセイ変えるようなクルマかもしれない。
とてもそうは見えないだろうけど、
今や平均的な軽の新車より安く買えるんだけどね。
(※写真のクルマで乗り出し150諭吉ほど)
スパイダーに、姐さんを乗せて病院に行く。
ちゃんとスカーフ巻いて、サングラスと革手袋でハンドル握らないと(笑)




















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