1年前の2月終わり
もんちが桃母さんの前から居なくなった…
私が出会うずっと前から
この子達は一緒にお外で生きてきたみたい
何回も何回も出産 子育てをして来た桃母さん
そんな桃母さんの傍で…
ある時は少し離れた場所で
もんちはきっと見守って来たんだと思う…
そんなもんちは桃母さんにとって
なくてはならない存在だったんだろぅ

厳しいお外で何年も共に生きてきた
もんちと桃母さん
2015年春…
もんちと私が出会った
そして
もんちを追いかけて来たかのように
2016年の2月
私の前に現れた桃母さん…
桃母さんともんちは不妊手術をしてリリース
「ずっとここに居て良いよ…」の言葉が
通じたかのように
桃母さんはどこにも行くことはなかった
もんちは居ない日もあったけど
いつの間にか倉庫のベットで
身体をくっつけて寝てる日の方が多くなった

そんな日がずっとずっと
続くと思ってたのにね…
いくらお外での暮らしが長くても
未知の世界はずっと続く…
慣れることは無い
いつも死と隣合わせ…
ある日突然
もんちは桃母さんの前から居なくなった
桃母さんは知ってたのかも知れない…
毎日私はもんちを探した 桃母さんには
「もんちはいつか帰って来るからね」って
話をしてたけど
桃母さんは もんちが
もぅ帰って来ないことに気付いていたのかも
ご飯だけはよく食べてた桃母さんは
だんだんと食べなくなってきた…
お口の周りは血の混じった赤黒いよだれ
しっかりあった歯も
気が付いた時には
半分くらい無くなっていた
寝ているお布団は直ぐに
赤黒いよだれでベトベト…
毛繕いも出来ない…
桃母さんの近くに行くと
今までに無い生臭い臭い…

エイズキャリアの桃母さん
もんちが居ない淋しさ不安から
口内炎になっちゃったのかな?
桃母さんはもんちの事大好きだったんだね…
とっても大切な存在だったんだね
ひとりぼっちになっちゃったっ‥て思ったの?

私は桃母さんが大好き(´・ω・`)
短いヨレヨレの脚だけど
頑張って歩いてきた桃母さんの脚が好き…
今までたくさん頑張って出産し子育て
して来た桃母さんのボヨボヨのお腹が好き…
ボサボサの身体が好き…
今までたくさん頑張って生きてきた
桃母さんの事が大好き…
もんちの代わりにはなれないけど
桃母さんがもんちを大好きなように
私は桃母さんが大好き(´・ω・`)
桃母さんが食べれないのを見るのが辛くて
口から血が出てるのを見るのが辛くて…
痛そうに「あ~~」ってするのも辛そうで
桃母さんに元気になって欲しいと思い
昨日抜歯の手術をした
昨日の夕方 手術が終わったと先生からの電話
「無事に終わりました」
「歯は全部抜くことが出来ました…」
桃母さんの歯が無くなっちゃった…
無事に終わったと言う安心感よりか
「歯が無くなった…」
何とも言えない気持ちになった…
怖い思いさせてごめんね
歯を全部取っちゃってごめんね…
歯がなくなったら
どんなご飯が食べやすいのかな?
猫は丸飲み…って聞くからカリカリも
歯が無くても大丈夫なのかな?
でも 怖くて不安で食べれないかも…
部屋を暖めて
私が作った段ボールハウスに毛布を敷いて
桃母さんがゆっくり休めるように
準備しておくね…
あと もう少しでお迎えの時間…
桃母さんに早く会いたい
「ちょっと~何てことしてくれたの~💨💨」
って怒ってるかも…
桃母さんは私に出会って
猫生がぐるりんパ…って程変わってしまった
長年暮らしてきたお外で自由に過ごし
餌やりさんに美味しいお魚たくさん貰って
広い場所でのびのびと暮らせたはず…
私に出会ってしまって
大切な赤ちゃんを取り上げられ
お腹の手術も怖くて怖くて…
挙げ句の果てには
歯もぜーーーんぶ取られた…
「こんなはずじゃ無かったわぁ~~💨💨」
って思ってるよね(●´ω`●)💧💧
でも 私は桃母さんの傍にずっと居るよ
桃母さんを守るょ
桃母さん たくさん生きしようね
もんちの分まで生きようね…
生きれる分
楽しいことだって
嬉しいことだって
たくさんあるよ
美味しいものだってたくさん食べれる
だからまだまだ たくさん生きようね
一緒に居ようね
桃母さん…




















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