都会にいた頃は美容総合誌のアートディレクターという仕事をしていた。
と書くと、何だかすごく洒落た雰囲気なんだけれど、
現実の私はそういうわけでもない(笑)
ただ「好き」というだけだ。
そもそもそういう世界に関心を持ったのは、
グラムロックが大好物という嗜好もさることながら、
耽美系のイラストや漫画が好きだったからだ(笑)
特段私にそっちの趣味はないけれど、キレイな画が好きなのだ。
パ〇リロからはじまり、尾崎〇やら、車〇まさ〇、
笠井あ〇みは、まるで神のよう(笑)
最終的にはCLA〇P先生が、まだ関西の同人作家だった頃、
足しげく即売会に向かい、
その本を買いに並ぶという、黒歴史があった。
そんなCLA〇P先生も、商業誌デビューを果たして東京に移住し、
そのうちTVアニメ化されるような作品を制作するようになる。
もっとも、その頃には私の熱もすっかり冷め、
ほとんどそのアニメを見たこともないのだけれど…
それから20年ほど経過した今年になって、
そのアニメの主題歌を歌っていた方から、デザインの発注があった(笑)
面白いもので、共通の知人の繋がりで、
その方も猫の保護活動をしている縁から頂いた案件である。
CLA〇P先生が結んだものか、猫族か?
そのあたりは微妙なところなのだけれど、嬉しい話。

猫族に生かされて、今の私がある。
いや、私の仕事が姐さんたちのゴハンに変わることから、
猫族の魔力ゆえ結ばされた縁なのかもしれぬ。
それはそれ、神の采配ってやつなのかもね。
合縁奇縁はたしかに、ある。



















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