終末医療は悪あがきなのか？

2019年5月5日(日) 418 / 18

我が家は猫が多いので、年中動物病院にお世話になっています。
1匹見送ったり治ったりすると、また次が・・・もしくは、同時進行で数匹通院の場合もあります。

年間、80万近い病院代がかかっていると思います。

いま、病院に通っている猫は定期的に行っているのは高齢のシロ。週に3日ほど通っています。
それ以外にも何匹か通っていますが、その中に腎臓を患っている猫もいます。

彼の名はチョビスケ。
いま13歳になりました。

チョビスケは、もう長くはありません。

腎臓の状態が悪く、明日の命の保証もないのです。

長くはない・・・・ここで飼い主さんの意見が別れると思うのですが、私は最後の最後まで治療を選択してしまいます。

だから、年間の治療費がかなりかかってしまいます。
しかし、わかっていても治療を選択してしまうのです。

猫自身が少しでも楽に旅立てるように、ギリギリまで安らかに眠れるように、私は病院へ行ってしまいます。

お金は確かにかかります。チリも積もれば高額になります。
お金で安らぎの時間を買っているのかも知れません。

長くはない、治療しても良くならない、わかっているんです。

私の自己満足かもしれません。

最後の最後、放っておいても亡くなります、治療をしても亡くなります。

いま、チョビスケの終わりが近づいています。

病院へ行きたいのか、行きたくないのか、彼はどう思っているのだろう・・・そればかり考えてしまいます。

高齢のシロは、ゴールデンウィークまで持たないと言われていましたが、体調が1番ひどい時より上向きました。

今は自分からご飯を食べに来ます。

通院は必要ですが、本人が食べたい！と思えるようになったこと、3月の食べなかったときが嘘のようです。

期待しすぎてはいけませんが、もう少しだけ、シロはいてくれるような気がします。

まさかシロよりチョビスケの方がお別れが早いかも知れないなんて・・・。思ってもいませんでした。

連休明け、またシロやチョビスケの通院です。
どうか、本人たちの体が楽な時間が治療をすることでやってきますように。

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