無症状でした。
ジイニャンは院長認定の「診察しにくい猫」
臆病すぎるが故に、尋常ではない攻撃性を示してしまう猫です。
病院で、唸る・噛みつくなどは普通にあります。
しかし、かかりつけ医は10年以上診てくれています。
本当に有難いことです。
昨年膵炎で入院になった際は、
主治医(院長)の依頼もあり、日中は私が付き添いの入院でした。
入院ケージ内のペットシート交換などは私がする。
静脈からの点滴なので排尿が半端なくありました。
本人(ジイニャン)のストレスを考慮し、
入院2日で退院。以後定期受診になりました。
退院時も、ケージに手を伸ばせば、何かされると警戒し、私にも噛みついてしまう状態。
仕方なく、私が病院のタモを借りて捕獲、
ネットごとキャリーに入れての帰宅でした(苦笑)
あれから1年、主治医とあれこれ相談しながら今年のワンニャンドックを迎えました。
採血データ・検尿・エコー・レントゲンなど、
特に大きな問題はありませんでした。
しかし、帰宅してから徐々にお腹が緩くなり、腹巻きなど、私なりにやれることはやってみたものの、改善なく、
再度受診。
本人は下痢でもご飯も食べて水も飲む、みたいな感じでした。
皮下点滴・ブスコパン・胃腸薬の注射を受けて帰宅。
受診前までは普通に飲水出来ていたものが、
帰宅すると一切見向きもせずグッタリ。
恨めしそうな視線でチラ見。
活動性も落ちてしまい、ご飯も食べない状態に…。
点滴をしてきたので、飲水はすぐになくても排尿があれば、とりあえず膵炎に対しては少し安堵は出来るわけですが、
排尿が始まったのは最終排尿から10時間後からでした。
以前、受診から飲水まで36時間かかったことがあったので、自発的飲水行動が出来るまではと、私もほとんど寝ずに2日様子を看ました。
しかし、40時間越しても飲水なし。
補水ちゅ~るやミルキーちゅ~る水溶き、
ウェットフードを提供し、排尿回数・排尿量・色・臭いなどを記録しながら経過観察をしました。
いつもにはない、水呑場への排尿や、日頃は鳴かないのに鳴いたりと、
私からすると異常行動ともとれる様子があり、
このまま自発的飲水行動がとれないと不味いな…。と私が思い悩みました。
そんな愚痴やモヤモヤした思いを、
チャットでお世話になっている方々に聞いて頂いていたやさき、
ムクッと起き出し飲水を始めてくれました。
80時間ぶりの自発的飲水行動!
嬉しくて少し泣けちゃいました。
排尿は出ていたのですが、排尿も排便もあり、スッキリしたのか、ご飯要求も。
シニアになると、体調もメンタルも、
回復が遅くなるなあと、実感した夜でした。
まだまだ油断は出来ませんが、
少し私の緊張の糸に、弛みが出来た今日でした。

ジイニャンはチンチラシルバーです。
チンチラさんは性格が難しい子が多い様です。そして、ジイニャンはキングクラスの気難しい猫さんです。
性格は俺様だけれど豆腐メンタル(苦笑)
豆腐メンタルが故に獰猛になってしまう。
ペットショップでご飯を絞られ、虐待の様に売られていた幼少期。
私の母親が安かったからと気まぐれに購入し、一晩で先住と合わないと、私に押し付けてきたのが出会い。
今年の秋で私との生活も15年になります。
私は元々感情的に怒るタイプではありませんが、ジイニャンにはヒステリックに怒ったことがありません。
人には恥ずかしくて言えない、
「大好きだよ。」「愛してるよ。」
を毎日言わせてくれる存在。
アマガミが強すぎて、
おーい!刺さってる!刺さってる!(苦笑)
な時も稀にあります(笑)
クロックスやスリッパにオシッコをするのも大好きです(笑)
どS豆腐メンタル猫さんなジイニャン。
でも、私にはかけが得ない家族であり、
かけが得ない命です。
人間と獣の時間の流れは違います。
贅沢は言わないので、
もう少しだけ、
一緒の時間を過ごさせてもらいたいなって、
思います。

意地悪なそんな顔が大好き。
意地悪で気まぐれで、
他の家の猫さん達みたいに甘えたり、
猫らしさも少ないけどさ、
私にはジイニャンが家族であって、
唯一無二。
もう少しだけ、私にお付き合い下さい。



















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