今日の休み。
そんなに遅くまで眠るのは勿体ないと思う私は、
割合に早起きしてしまう性質だ。
天候のいい昨今だけれど、本日は生憎の雨。
色んなアウトドアはあとに回すしかない。
仕方なく、インドアでできることをする。
掃除、バイクのオイル交換等々。
終わって部屋で一息つく。
それでもまだ昼まで時間がある。
居間で寝転がると、
姐さんがすぐそばにやって来て、
細い目で、わにゃわにゃ言っている。
細い目は甘えのシルシらしい。
私は笑顔で頭をなでつける。

何かをねだりに来たんだろうけど、
雨に弱い彼女は、そのまま私の隣で寝入ってしまった。
よくあること、である。
降りやまない雨なんてない。
疲れて泣いても、そこに出口なんてなかった。
迷っても、戸惑っても、私にはいつも姐さんがいる。
彼女の道案内は不安でしかないけれど、
私を再生させてくれる。
彼女の声が、いつも私の出口になる。
寝息に混ざる、ころころ音。
私にだって鳴らせるかな?
こんな風なシアワセを噛みしめながら、
みんなで雨上がりを待ってる。



















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