今日はチロの命日でした

2019年7月2日(火) 352 / 2

早いもので、チロが旅立って２年になりました。

２１年前、チロは手乗りサイズの時、スーパーの駐車場の草むらで保護しました。
真っ白な子猫が、草むらで、ピョンピョンと跳ねていて「うさぎ？」と思ったら、子猫でした。
駐車場と言うこともあり、道路に飛び出したら危ないからと、友人と二人でなんとか捕獲。
母に電話で連絡をして、一年前に旅立った「クロ」ちゃん用のケージを持って来てもらい家に連れて
帰りました。
本当は、クロちゃんが旅立ってからは「もう、飼うのはやめよう」と家族で言っていたので、迷子の子猫と
して保護した場所に貼り紙をしようと言っていました。
でも、結局、飼う事に。
母親が教えてくれたのですが、飼う事に反対してた父親は「チロ３（私）には内緒だぞ、この子猫は、可愛いなぁー」と言って私が仕事に行っている時間は、とても可愛がっていたそうです（笑）

それから２１年間、私の嫁入りも見送り、父親を看取り、母親も看取り、一番最後に旅立ちました。
「とても保護した猫には見えない」とよく言われました。
長毛の猫を飼うのは、初めてでしたが、衣類やソファーに毛がつくつく（笑）
ブラッシングとシャンプーは、欠かせませんでした。どっちも嫌いで反抗してたチロ。

晩年は「皮膚ガン」で手術をし、その時の検査で「脳腫瘍」「後ろ足骨肉腫」と診断され「手術はできない」と獣医から言われました。
獣医からは「人間で言うと、２mの身長の、デブのお爺さんが、徘徊するようなものだよ」と失礼な事も言われましたが、亡くなる１年前には「徘徊」をするようになり、家の中を休む事なく、一日中、グルグルと同じところを徘徊し、粗相をし、ゲッソリとやせ細ってしまいました。

最期は、夫と私のいる時間に、夕飯を食べさせてる最中に、発作を起こし、そのまま息を引き取りました。

今日はチロが大好きだった「マグロのお刺身」と「銀のスプーンの缶詰」をお供えしました。
２１年間も頑張ってくれたチロに感謝と、とても会いたい気持ちです。

18 ぺったん