
Dear ちゅうた君。
でも、今はお空の上なんだね。
きっと十四年間、幸せに暮らすことが出来たよね。
ちゅうた君は耳が聞こえなかったんだってね。
実は僕も生まれながらにして耳が全く聞こえないんだ。
そんな事なんか知らずにお世話を始めた主は、最初とっても悲しんでいたんだ。
でもね、おうちにいる限りはなんの心配もいらないと先生から言われてね、僕も元気に暮らしているよ。そして、もうすぐ三年になるんだ。
ちゅうた君は命日が九月一日らしいね。
実は、もともと猫嫌いだった主が僕達のお世話をしようと決めたのがその九月一日。
野良猫の宿命として、誕生日が分からない僕達の為に、家族としてお世話をしていこうと決めた日を誕生日の代わりに
「家族記念日」
としてくれたんだ。
野良猫として生まれた日よりも、家族と認められた日の方が重みがあるんじゃないかとね。
その日がもうすぐやってくるんだ。
だから、ちゅうた君の命日が他人事ではないように感じながら読ませてもらったよ。
残念な最後だったけど、優しい人達に囲まれて幸せだったよね。
いい思い出ばかりだったよね。
今もきっと家族の事を見守ってあげているんだよね。
二十歳を越えたふにちゃんも、もん君も、つっちゃんも元気そうにしているよ。
みんなが、ますます長生きできるようにお空の上から見守ってあげていてね。
それじゃあね。
from ホワイト
近況報告
お盆休みの為でしょうか、皆さんの日記の閲覧数が伸びていないような気がします。

ゆっくりお休みを満喫して下さい。
不振の男子柔道に代わって、受身の練習中です。
「エイ、ヤッ!」
さて、次回は誰に手紙を出そうかな。待っててね。
by ホワイト



















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